雪彦峰山県立自然公園


○雪彦峰山県立自然公園の概要

 本公園の自然景観の主要な要素は、雪彦山に代表される山岳景観、峰山・砥峰高原に代表される高原景観、及び福知渓谷に代表される渓谷景観である。本地域は兵庫県のほぼ中心部、中国山地の東端に近い播但山地の中央部に当たり、揖保川と市川の分水界をなす標高800m~1,000mの山地及び高原地帯である。本地域の南半は雪彦山(915.2m)を中心とする山地群で構成され、北半はそれとは対照的に峰山高原(800~1,000m)、砥峰高原(900~1,000m) 等の高原地形が中心になっている。本地域の峰山高原や平石山の山上等には、高原面上に波浪状の地形を呈した長舌状の岩塊の集合体が確認されており、岩塊流 として貴重な特異地形がある。雪彦山東南の流紋岩溶岩の浸食ドームは学術的にも貴重であり、その下位の安山岩溶岩層とともに高さ約300mに及ぶ大岩壁を作り出している。

 本地域の植生は、大部分スギ、ヒノキの植林地やコナラやクリの二次林で占められ、厳密な意味での自然植生は、山頂平坦部のオオミズゴケを中心とした小規模の湿原群落や、山麓部集落の神社等の周辺に残存する自然性の社寺林の形でしか残っていないと言えよう。

 しかし、雪彦山や福知渓谷の中部から上部にかけての谷筋には、少なくともここ50~60年 ほどの間、自然のままに放置されてきたために、自然植生に近い状態にまで回復してきた比較的自然性の高い森林が発達している。ススキ草原は、主に砥峰高原 のなだらかな起伏の斜面に発達しているが、このような大規模なものは学術的にも自然景観要素としても貴重な山地草原である。

 姫路市の賀野神社は一名賀野権現社といわれ、応神天皇がご巡幸のときに夢のお告げ で伊弉諾(イザナギ)・伊弉冉(イザナミ)の二神を祭ったのが始まりといわれ、江戸時代、姫路藩主をはじめ諸大名の信仰厚く、隆昌を極めた。社殿の配置に 特色があり、太田・牛岡・貴船・若宮の二間流れ造りは他には例の少ないものとして有名である。

○みどころ

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●雪彦山

 日本三彦山のひとつ。高度差300m前後の垂直に切り立ったガケがそびえ、関西屈指のロッククライミングの場として知られる。

 

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●峰山高原

 太平洋戦争以前は軍馬の放牧場、戦後は開拓地とされていたが、現在は峰山高原ホテル・リラクシアがあり、多くの利用者が訪れる。

 

○区域図

雪彦峰山県立自然公園区域図[JPG 255KB]

※特別地域・普通地域の確認及び詳細については中播磨県民局または西播磨県民局環境課でご確認ください。

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