2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、本県では県内中小事業者の脱炭素化を支援します。
中小事業者の脱炭素化支援
1 現状・課題
(1) 現状
・2020(令和2年)年度の県内の温室効果ガス排出量は、基準年度比(2013年度比)▲21.9%(前年度▲3.1%)
・本県部門別温室効果ガス排出量の割合 全排出量の約7割が産業・業務部門からの排出
・本県の2050年カーボンニュートラルに向けた削減目標、2030年▲48%に向け、官民一体となった取組が引き続き必要
(2) 中小事業者の課題
・「カーボンニュートラルを理解している」企業は約7割だが、「十分に理解している」企業は約2割
・「今後カーボンニュートラルへ取り組む必要がある」と回答した企業は約8割
※ 神戸商工会議所・日本政策金融公庫神戸支店アンケートより
2 中小企業におけるカーボンニュートラルの取組ステップ及び県支援策
【STEP0】カーボンニュートラルについて知る
→「事業者向け脱炭素セミナーの開催」
「脱炭素社会の推進に関する包括連携協定」を活用し、県内中小事業者向けに脱炭素セミナーを開催予定
【STEP1】CO2排出量を把握する
【STEP2】CO2削減に取り組む
【STEP3】情報発信
→「カーボンフットプリント(CFP)普及の促進」
事業者によるCFPを活用した取組の促進や、県民へのCFPを用いた商品選択等の普及啓発を実施