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伽耶院参詣のみち

●コースの概要

 御坂バス停から県道を進み左折すると、志染川の橋から、御坂サイフォン(眼鏡橋)が見えます。突き当たりを右折し、農地の中を真っ直ぐに続く道を進むと、志染の石室・金水との分岐路に到着します。石室を見た後、更に進むと山裾にある千体地蔵があります。山陽自動車道の下をくぐり、大谷川との交差付近を右折し、川沿いに進むと伽耶院があり、このあたりの川では、夏場ホタルを見ることもできます。境内には、国重要文化財に指定された本堂、毘沙門天、多宝塔があります。歩道付きの道路を北側に進むと、途中、大型複合リゾート施設として有名な、ネスタリゾート神戸の入口があり、ここから、緩やかに下り、左にカーブすると、やがて豊地バス停に着きます。

 

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コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

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●大谷川の節理

 伽耶院の前を流れる大谷川には、高さ約5m、幅約100mの神戸層群淡河累層の凝灰岩の節理が見られます。

●伽耶院

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 飛鳥時代、法道仙人を開基とし、孝徳天皇の勅願によって建立されました。本堂、毘沙門天、多宝塔などは国の重要文化財に指定されています。

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●千体地蔵

 昔、この地に疫病が流行り、多くの人が亡くなったので安全を祈願して、奈良時代に行基菩薩が奉祀したのが始まりと伝えられています。子安地蔵として有名です。

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●志染の石室・金水

 飛鳥時代、顕宗天皇と仁賢天皇が幼少の頃、政変の難を逃れ隠れた石室といわれ、以前は湧水が「ひかり藻」により色を変えることがあったので「窟屋の金水」と呼ばれています。

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●御坂サイフォン

 北東側の落水ポイントが、南西側の受水ポイントより2.5m高いため、落下した水が自然に流れます。
イギリス陸軍少将パーマー氏が設計し、明治25年に完成し、山から谷を通って向かいの山へ水を運ぶこの疎水工事は、当時としては画期的な大事業でした。

指導標の見方

自然歩道のコースには、道の分かれ目や迷いやすい所に道標を設置してあります。

(道標には、矢印だけのものと、コースの見所ポイントまでの距離が表示してあるものがあります。)

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アクセス

神戸三宮バスターミナルから 神姫バス 三木・小野・社・西脇営業所行き 御坂バス停下車

神姫バス三木営業所から 神姫バス 渡瀬、みなぎ台、吉川庁舎前行き 豊地バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課  (078)362-3318

三木市観光振興課      (0794)82-2000

交通機関問い合わせ先

バス/神姫バス(三木営業所)  (0794)82-3126