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猪名川渓谷 知明湖畔のみち

●コースの概要

 スタート地点となる能勢妙見山の境内には、天然記念物のブナ林をはじめ、お堂や銅像、石碑等があり、歴史を感じることができます。妙見山頂から山道を下るか、リフトとケーブルを乗り継ぐと、麓のケーブル黒川駅にでます。ここから谷沿いの道を進むと間もなく知明湖が目の前に広がります。右に曲がると、知明湖キャンプ場、国崎せせらぎ広場があり、湖畔沿いをしばらく歩くと、県立一庫公園にでます。知明湖畔沿いのルートは、湖と入り組んだ山すそのおりなすコントラストが楽しめ、優れた自然の景観を満喫しながら歩くことができます。左側にダムを見ながら道を下り、集落内を歩くとやがて能勢電鉄の通る道につきあたり、間もなく日生中央駅に着きます。

猪名川渓谷 知明湖畔のみち

コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

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●能勢妙見山の自然

 標高660mの妙見山付近は、猪名川渓谷県立自然公園に指定されており、樹齢700~800年のブナ林などが生育し、川西市の天然記念物に指定されています。野鳥や昆虫も多く生息しています。

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 妙見山上にはケーブルとリフトを乗り継いで行くことができます。途中には、妙見の水広場等が整備されています。

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●能勢妙見山の歴史

 約1250年前、山中に降り来たった星=北極星を行基菩薩が祀ったことに始まる、北極星の聖地である。その後、能勢の領主頼次公が日蓮宗に帰依し、改宗して今日に至る。江戸時代には芸能の神様として、稀代の名優と言われた歌舞伎役者、四代目中村歌右衛門をはじめ、多くの参拝者で賑わった。「日本三大妙見」と言われ、現在も全国から開運、芸能上達、縁結びなどを祈願する参拝者が訪れる。

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●歴史民俗資料館

 一庫ダム水没地(国崎)にあった江戸時代の民家2棟を移築復元したもので、建築当初の面影が残っています。資料館には、農具を中心とした民具が多数展示されています。

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●知明湖(一庫ダム)

 高さ75m、堤の長さ285m、灌漑用水、水道用水、洪水調整を兼ねた多目的ダムです。四季折々の美しい彩りを見せる知明湖は、ハイキングやドライブに最適です。

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●県立一庫公園

 知名湖の西側に突き出した半島(知名山)に兵庫県が整備した広域公園で、水辺、丘、山の3つのゾーンからなる緑豊かな公園です。知名湖の眺めがよく、野鳥や植物の観察に最適です。

指導標の見方

自然歩道のコースには、道の分かれ目や迷いやすい所に道標を設置してあります。

(道標には、矢印だけのものと、コースの見所ポイントまでの距離が表示してあるものがあります。)

 

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アクセス

能勢電鉄妙見口駅から 阪急バス 妙見の森ケーブル黒川駅下車

 妙見の森ケーブル黒川駅から ケーブル・リフト経由 妙見山下車

能勢電鉄 日生中央駅下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課       (078)362-3318
川西市文化・観光・スポーツ課       (072)740-1161

猪名川町企画政策課広報戦略室     (072)766-8707

 

交通機関問い合わせ先

妙見の森ケーブル・リフト/ケーブル山上駅 (072)738-2392

能勢電鉄/鉄道営業課   (072)792-7716
バス/阪急バス豊能営業所 (072)739-2002