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|
---|
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|
---|
選定・評価の対象は以下のとおりである。
平成25年度対象項目
・貝類
・その他無脊椎動物
対象とした生物の範囲は、原則として陸産、淡水産及び陸域と密接な関係を持つ海岸域に生息するものとし、純海産の野生生物は対象外とした(海岸域は概ね大潮最低干潮線を下限とする範囲を対象とした)。なお、貝類については、対象となる種が陸生貝類155種、水生貝類220~230種であった。
改訂にあたっては、各分野の専門家で構成する「生物多様性ひょうご戦略推進委員会」を設置し、選定や貴重性評価の考え方などについて検討した。また、平成25年度は、「貴重な野生生物等(貝類・その他無脊椎動物)専門委員会」を設置し、貝類及びその他無脊椎動物についてレッドデータブックに掲載する種の評価・選定などについて検討した。
平成25年度開催の委員会
【貝類・その他無脊椎動物】
•2003年版の選定種に加え、検討を行う必要があるとしてリストアップした種を候補種とし、絶滅の危険性が高いと判断された種を選定した。
•県内で絶滅(2003年版では「今みられない」)と判定された種は、2003年版から3種減少して3種となった。減少した3種の内訳は次の通りである(2003年以降に新たな生息情報が得られたためにランク変更があった種が2種、兵庫県内の生息が疑問視される種が1種)。
•選定、評価結果の概要を、2003年版と比較して以下の表に示す。
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分類群 | 2014年度版 | 2003年度版 |
増 |
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
絶 滅 |
A | B | C |
要 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 |
計 | 今 見 ら れ な い |
A | B | C | 要 注 目 種 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 調 査 種 |
計 | ||
貝類 | 3 | 79 | 38 | 25 | 7 | 1 | - | 153 | 6 | 29 | 9 | 15 | 8 | 2 | - | 69 | +84 |
その他 無脊椎動物 |
- | 14 | 26 | 21 | - | - | 4 | 65 | - | 10 | 18 | 20 | - | 1 | 3 | 52 | +13 |
計 | 3 | 93 | 64 | 46 | 7 | 1 | 4 | 218 | 6 | 39 | 27 | 35 | 8 | 3 | 3 | 121 | +97 |
【貝類の分類群別、ランク別掲載種数】
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分類群 |
2014年版 |
2003年版 |
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
絶 滅 |
A |
B |
C |
要 注 目 種 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 調 査 種 |
計 |
今 見 ら れ な い |
A |
B |
C |
要 注 目 種 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 調 査 種 |
計 |
|
笠型腹足目 |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
古腹足目 |
- |
1 |
- |
1 |
- |
- |
- |
2 |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
2 |
アマオブネ型目 |
- |
6 |
3 |
- |
1 |
- |
- |
10 |
- |
3 |
1 |
- |
- |
- |
- |
4 |
新生腹足目 |
- |
22 |
10 |
10 |
1 |
1 |
- |
44 |
1 |
9 |
- |
9 |
3 |
- |
- |
22 |
異鰓目 |
- |
3 |
2 |
1 |
- |
- |
- |
6 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
足襞目 |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
基眼目 |
1 |
5 |
3 |
- |
- |
- |
- |
9 |
1 |
3 |
- |
- |
- |
- |
- |
4 |
柄眼目 |
1 |
11 |
10 |
6 |
2 |
- |
- |
30 |
2 |
2 |
4 |
1 |
3 |
1 |
- |
13 |
キヌタレガイ目 |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
カキ目 |
- |
1 |
- |
1 |
1 |
- |
- |
3 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
イシガイ目 |
1 |
5 |
1 |
1 |
- |
- |
- |
8 |
1 |
3 |
- |
1 |
- |
- |
- |
5 |
マルスダレガイ目 |
- |
23 |
4 |
3 |
1 |
- |
- |
31 |
- |
7 |
2 |
1 |
2 |
1 |
- |
13 |
ニオガイ目 |
- |
- |
4 |
1 |
- |
- |
- |
5 |
- |
1 |
1 |
- |
- |
- |
- |
2 |
ネリガイ目 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
1 |
- |
1 |
- |
- |
- |
2 |
マテガイ目 |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
1 |
計 |
3 |
79 |
38 |
25 |
7 |
1 |
- |
153 |
6 |
29 |
9 |
15 |
8 |
2 |
- |
69 |
【その他無脊椎動物の分類群、ランク別掲載種数】
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分類群 |
2014年版 |
2003年版 |
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
絶滅 |
A |
B |
C |
要 注 目 種 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 調 査 種 |
計 |
今 見 ら れ な い |
A |
B |
C |
要 注 目 種 |
地 域 限 定 貴 重 種 |
要 調 査 種 |
計 |
|
刺胞動物 |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
1 |
扁形動物 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
環形動物 |
- |
1 |
1 |
7 |
- |
- |
1 |
10 |
- |
1 |
1 |
7 |
- |
- |
- |
9 |
ゆむし動物 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
星口動物 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
1 |
2 |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
節足動物 |
- |
11 |
19 |
14 |
- |
- |
1 |
45 |
- |
8 |
12 |
13 |
- |
1 |
- |
34 |
腕足動物 |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
苔虫動物 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
棘皮動物 |
- |
- |
2 |
- |
- |
- |
- |
2 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
2 |
3 |
脊索動物 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
1 |
- |
- |
- |
- |
1 |
計 |
- |
14 |
26 |
21 |
- |
- |
4 |
65 |
- |
10 |
18 |
20 |
- |
1 |
3 |
52 |
◇ランク別リスト(種の解説は下表の「種リスト」からご覧ください)
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ランク | 種類別 | ランク別 | |
---|---|---|---|
貝類 | その他 | 無脊椎動物 | |
絶滅 | 3 | - | 種リスト(貝類) 種リスト(その他無脊椎動物) |
Aランク | 79 | 14 | |
Bランク | 38 | 26 | |
Cランク | 25 | 21 | |
要注目種 | 7 | - | |
地域限定貴重種 | 1 | - | |
要調査種 | - | 4 | |
合計 | 153 | 65 |
◇50音順リスト一覧表
◇CSVデータ
※CSVデータ…コンマ「,」で区切られたテキストデータ。
Microsoft Excel等の表計算ソフトで一覧表として開くことができます。
◇ランク変更等の一覧表
※2003年度版と比較して、ランクの変更や追加、削除した種を一覧表にまとめています。
・追加した種一覧表
・削除した種一覧表
・ランクを変更した種一覧表
◇引用文献
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2014年版番号 |
種和名 |
2014年版ランク |
ランク変更の理由 |
---|---|---|---|
1 |
ツボミガイ |
Cランク |
主にウミニナ類の殻上で生活する本種の生息は、ウミニナ類が健全な播磨東部、播磨西部と淡路島中部、南部に限られている。 |
2 |
セムシマドアキガイ |
Aランク |
洲本市で2箇所確認されているに過ぎず、生息数も極めて少ない。 |
4 |
アマガイ |
Bランク |
1990年以前は播磨灘でも比較的確認できたが、現在は播磨西部や淡路島中部で若干の生息が確認されている。ただ、産地での個体数は増加傾向にある。 |
6 |
カノコガイ |
要注目種 |
洲本市の1箇所で確認されていたが、現在は埋め立てられ絶滅。浮遊幼生期を有し、四国や和歌山にも分布するので、今後淡路島での生息が期待できる。 |
7 |
キンランカノコ |
Aランク |
洲本市にあるアマモ場の一部の狭い場所でのみ生息。 |
8 |
ウミヒメカノコ |
Aランク |
淡路島のみで確認されている。 |
9 |
ヒメカノコ |
Aランク |
洲本市の1箇所で確認されていたが、現在は埋め立てられ絶滅。浮遊幼生期を有し、四国や和歌山にも分布するので、今後淡路島での生息が期待できる。 |
10 |
ツバサコハクカノコ |
Aランク |
洲本市の極小河川でのみ確認されている。生息環境が特殊であり、本種の産出可能な場所がほとんど見出せない。 |
14 |
サドヤマトガイ |
要注目種 |
既知産地は広く、県内に散見されるが、生息密度は極めて低い。 |
15 |
ヤマクルマ |
地域限定 |
淡路島には多産するが、本州側においては播磨南西部の狭いエリアでのみ確認されている。県内における本州側の東限とみなされる。 |
16 |
ミヤコムシオイ |
Cランク |
氷ノ山や扇の山の鳥取県側では広く分布しているが、兵庫県側では未確認である。既知産地は淡路島の数箇所のみである。 |
18 |
ミヤマムシオイ(多田,仮称) |
Aランク |
播磨西部に分布しているが、既知産地での再発見ができない、あるいは、生息環境が著しく悪化している。 |
19 |
シコクゴマガイ |
Bランク |
紀伊半島及び四国との地理的考察を考える上で地理分布上重要。 |
20 |
ヒメゴマガイ(矢野,仮称) |
Cランク |
中国山地の南面に分布し、県内では播磨北西部でわずかに記録されているにすぎない。 |
21 |
マルタニシ |
Cランク |
田んぼ環境の標徴種であるが、乾田化や畑地化の影響で県南部を中心に著しく生息地が消失し、北部でも減少傾向にある。 |
23 |
コゲツノブエ |
Aランク |
淡路島と姫路市のみで生貝が確認されているが、各生息地は弱小である。 |
26 |
クロダカワニナ |
Cランク |
県内に広く分布するが、散見的。泥底の小川的な昔ながらの流れに生息するが、このような環境が著しく減少してきている。丹篠山が模式産地である。 |
27 |
タケノコカワニナ |
Aランク |
加古川のみに生息しており、域内での生息範囲は広くない上に、河川改修などの影響が深刻である。 |
28 |
モロハタマキビ |
Cランク |
淡路島中部と播磨西部のアマモ帯のみに生息するが、播磨では極めて希産。 |
29 |
サガノミジンツボ属の一種 |
Aランク |
県内で1箇所、しかも3個体のみしか確認されていない。また、生息環境が地下水脈にあるなど、特殊環境下に生息する上でも貴重な種類である。 |
30 |
オオウスイロヘソカドガイ |
Bランク |
但馬沿岸の岩礁域に広く分布すると考えられるが生息地は局所的である。多産する生息地もあるが、生息に適した環境要因が限定的で、周辺環境の変化によっては既知の生息地が消滅する可能性がある。 |
31 |
ツブカワザンショウ |
Bランク |
生息環境の減少。 |
36 |
サツマクリイロカワザンショウ |
Cランク |
河口のヨシ帯を含む干潟環境の標徴種である。生息地では個体数は多いが、県内での干潟の環境悪化を察し、Bランクとした。 |
37 |
クリイロカワザンショウ属の一種 |
Bランク |
但馬沿岸から数箇所の生息地が確認されているが、そのいずれにおいても生息範囲が非常に狭く局所的で、かつ個体数も少ない。 |
39 |
カハタレカワザンショウ |
Aランク |
淡路島中部のみで確認されており、生息数は極端に少ない。 |
40 |
イナバマメタニシ |
Bランク |
県内に広く分布するが、マルタニシと同様に乾田化の煽りを受け、既知産地の消失が目立つ。 |
42 |
マメタニシ |
Aランク |
既知産地は3箇所程度であり、1箇所においては絶滅している。播磨南西部には岡山県にも分布するホンマメタニシに類似するものが分布する。 |
46 |
ゴマツボ |
Aランク |
既知産地では比較的多く確認されるが、確認地点や生息エリアが極めて狭い。 |
47 |
ナギツボ |
Aランク |
洲本市の内湾奥部でのみ確認されている。 |
48 |
ジーコンボツボ |
Aランク |
淡路島中部のみで確認されている。 |
49 |
ミズゴマツボ |
Aランク |
播磨南西部の1河川からのみ知られる。河口に水門ができるなど、今後、環境がどのように影響するか楽観視できない。 |
50 |
エドガワミズゴマツボ |
Cランク |
播磨や淡路島中部、南部の河口に生息するが、消長が激しく、生息地としての持続性が乏しい面もある。 |
52 |
シラギク |
Aランク |
河口や内湾干潟の還元的な環境下に生息する。生息環境が特殊であり、既知産地は3箇所しかない。 |
53 |
ウミコハクガイ(オトギノキサゴ) |
Aランク |
洲本市で1箇所のみ確認されているが、その後未確認であり、産地や生息の継続性に乏しい。 |
54 |
イナザワハベガイ |
Bランク |
播磨や阪神地域でも宿種のタテジマシソギンチャクが生息するが、本種は淡路島でのみ確認されているにすぎない。 |
55 |
ヒモイカリナマコツマミガイ |
Aランク |
既知産地は播磨西部の2箇所及び淡路島の3箇所のみで、ホストの生息状況が限られていることから見ても希少である。 |
56 |
キスイケシカニモリ |
Aランク |
淡路島南部でのみ確認される。 |
58 |
カクメイ属の一種 |
Aランク |
淡路島中部の狭いエリアの還元環境下でのみ生息地が知られている。 |
59 |
ガラスシタダミ科の一種 |
Aランク |
淡路島中部の狭いエリアの還元環境下でのみ生息地が知られている。 |
60 |
コヤスツララガイ |
Bランク |
干潟などの潮間帯範囲においての既知産地は加古川と千種川のみ。 |
61 |
マツシマコメツブガイ |
Bランク |
干潟などの潮間帯範囲においての既知産地は加古川と千種川、淡路島のみ。 |
62 |
ヌカルミクチキレ |
Aランク |
淡路島中部の狭いエリアの還元環境下でのみ生息地が知られている。 |
63 |
カキウラクチキレガイモドキ |
Cランク |
マガキ礁は但馬沿岸以外各所に見られるが、本種の生息地として河口や内湾奥部のマガキ礁に限定されている。 |
64 |
イボイボナメクジ |
Aランク |
県内で散見されるが、1箇所で複数確認されることはまれで、もともとの個体密度や生息地が極めて少なく、持続性がない。 |
65 |
オカミミガイ |
Aランク |
2012年に1数個体の老成個体が見つかり、うち2個体を標本として保管。残る個体は同年の秋の台風で流出し、再確認できない。 |
66 |
ハマシイノミ |
Bランク |
広く分布し、他の地域では多産する産地もみられるが、兵庫県、特に日本海側の但馬沿岸では非常にまれであり、生息環境も限定的である。 |
69 |
マキスジコミミ |
Aランク |
淡路島中部で1個体が記録されたのみだが、浮遊幼生による分散で今後も記録できる可能性はある。 |
71 |
ミズコハクガイ |
Aランク |
全国的にも産出例が少なく、県内でも2例のみで生息地に持続性がない。 |
72 |
クルマヒラマキ |
Bランク |
県内では4例ほど確認例があるが、生息地の持続性が乏しい。 |
74 |
ヒラドマルナタネ |
Bランク |
既知産地が少ない。 |
75 |
マルナタネ |
Bランク |
既知産地が少ない。 |
76 |
ナニワクチミゾガイ |
Aランク |
極めて希産。 |
77 |
ナガナタネ |
Bランク |
既知産地が少ない。 |
78 |
チョウセンスナガイ |
Aランク |
淡路島中部に既知産地があるのみ。 |
79 |
キバサナギ |
Aランク |
比較的乾燥した落葉下に生息している。海岸近くでも生息しているが、県内の生息地は数箇所しかない。 |
80 |
キセルガイモドキ |
Cランク |
干潟での既知産地が少ない。 |
81 |
フトキセルガイモドキ |
Cランク |
淡路島、加古川で記録があるが、死貝がほとんどである。 |
85 |
コンボウギセル |
Aランク |
播磨西部で確認されており、既知地産地、生息数ともに少ない。 |
87 |
スジキビ |
Bランク |
県内では4例のみ。既知産地での生息数は極めて少ない。 |
88 |
カサネシタラ |
Bランク |
県内では4例のみ。既知産地での生息数は極めて少ない。 |
90 |
ヤマコウラナメクジ |
Aランク |
篠山市が模式産地。記載以来、但馬で1記録しかない。 |
91 |
スハダナメクジ(仮称) |
Cランク |
西日本に広く分布し、県内でも但馬の山中で確認されているが、生息密度は低い。 |
92 |
オオコウラナメクジ |
Bランク |
県内で散見されるが、1箇所で複数確認されることはまれで、もともとの個体密度や生息地が極めて少ない。 |
93 |
ナメクジ属の一種 |
Cランク |
淡路島の中部の山中を中心に生息する。 |
95 |
ケハダビロウドマイマイ |
Bランク |
既知産地は多いが、各産地での生息密度・継続性は極めて低い。 |
96 |
ビロウドマイマイ |
Bランク |
既知産地は多いが、各産地での生息密度・継続性は極めて低い。 |
99 |
クチマガリマイマイ |
Bランク |
神戸市と洲本市でのみ確認されている。神戸市では宅地開発による絶滅の危険性が高い。 |
101 |
ギュウリキマイマイ |
要注目種 |
既知産地、特に有馬温泉周辺など有名産地ではマニアの採集圧による減少が著しい。 |
102 |
イセノナミマイマイ |
要注目種 |
既知産地では宅地開発などでの減少が著しい。 |
104 |
キヌタレガイ |
Aランク |
洲本市のアマモ場においては健全な個体群が存在するが、他産地では死貝が打ち上げられる程度である。 |
105 |
コケゴロモ |
要注目種 |
洲本市のみで確認されている。 |
106 |
ハボウキガイ |
Aランク |
深場では他の地域でも産するが干潟で見られるのは淡路島中部のみである。 |
107 |
タイラギ(リシケタイラギ) |
Cランク |
干潟では希産。 |
110 |
マツカサガイ |
Bランク |
日本海流入河川では1箇所のみ。瀬戸内海流入河川では、水路やため池で散見されるものの、改修や埋め立てなど既知産地の悪化が進んでいる。 |
112 |
イシガイ |
Cランク |
生息地においては豊産箇所もあるが、他のイシガイ科二枚貝と同様に減少傾向にある。生息地の改修工事やため池ではオオクチバスなどによるホスト魚の絶滅などで、繁殖が滞っている事例もあるので、楽観視できない。 |
114 |
フネドブガイ |
Aランク |
近年、揖保川と加古川水系で数個体の生息が確認された。 |
117 |
ムラサキガイ |
Aランク |
但馬を含め、死貝の打ち上げは見られるが、生貝の記録は少ない。西播磨の数箇所の内湾干潟にまとまった個体群があるが、このような場所は全国的にも数える程度でしかない。 |
118 |
アシガイ |
Aランク |
淡路島中部のみに既知産地があるのみ。 |
119 |
アシベマスオ |
Aランク |
淡路島中部のみに既知産地があるのみ。 |
120 |
ハザクラ |
Aランク |
淡路島北部東岸と中部に既知産地があるのみ。 |
124 |
ウズザクラ |
Bランク |
干潟での既知産地が少ない。 |
126 |
マシジミ |
要注目種 |
県内のほぼ全域に分布していたが、近年はタイワンシジミ種群の拡散で、ため池や山間部以外では、ほぼ姿を消している。 |
128 |
シオフキ |
Aランク |
既知産地数が2箇所であり、生貝の確認が困難。 |
129 |
ミルクイ |
Aランク |
淡路島北部、中部の干潟のみで確認されている。 |
131 |
シオヤガイ |
Aランク |
淡路中部に既知産地があるのみ。 |
132 |
ケマンガイ |
Bランク |
淡路中部に既知産地があるのみ。 |
133 |
ウエジマメシジミ |
Cランク |
県内では複数の産地が確認されており、今後の調査によって増える可能性があるが、生息地が閉鎖的な環境であることが多く、その変化によっては既知の生息地でも消滅する可能性がある。ちなみに温泉町にあった模式産地(但馬大清水と記録されている)は、農道の整備事業などによって池そのものが消滅した。 |
134 |
タカヤママメシジミ(仮称) |
Bランク |
比較的標高のある泥場の湧水地で確認されているが、2箇所のみで、人為的影響が加わりにくい場所である。 |
135 |
ドブシジミ |
Cランク |
生息環境は県内に広くあり、今後の確認例は増えると考えられるが、ため池や水路の環境が著しく悪化傾向にある。 |
137 |
イナズママメアゲマキガイ |
Aランク |
淡路島中部の干潟のみで確認されている。 |
138 |
ツヤマメアゲマキガイ |
Aランク |
淡路島北部、中部の干潟のみで確認されている。 |
139 |
ウロコガイ |
Aランク |
淡路島中部の干潟のみで確認されている。 |
140 |
オウギウロコガイ |
Aランク |
淡路島中部の干潟のみで確認されている。 |
141 |
コハクノツユガイ |
Aランク |
淡路島北部、中部の干潟のみで確認されている。 |
142 |
マツモトウロコガイ |
Aランク |
淡路島中部の干潟のみで確認されている。 |
143 |
スジホシムシモドキヤドリガイ |
Aランク |
ホストの生息環境が粒子の揃った細砂干潟であり、この存在自体多くない。また、必ずしもホストが生息する場所では本種が寄生しているとは限らない。 |
144 |
マルヤドリガイ |
Aランク |
淡路島の干潟のみで確認されている。 |
145 |
ガタヅキ |
Aランク |
淡路島南部の汽水域のみで確認されている。 |
146 |
キヌタアゲマキ |
Bランク |
淡路島中部の汽水域のみで確認されている。 |
149 |
ヒメマスオガイ |
Bランク |
芦屋浜で1個体のみが確認され、前浜干潟や河口干潟の標徴種として重要。 |
150 |
ナミガイ |
Cランク |
既知産地が少ない。 |
151 |
ネムグリガイ |
Bランク |
近年、その生息状況が判明し、洲本市由良のアマモには比較的多く生息する。播磨西部にもアマモは多産するが現在のところ発見に至ってない。 |
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2014年版番号 |
種和名 |
2014年版 |
ランク変更の理由 |
---|---|---|---|
11 |
スナタバムシ |
Bランク |
県内では播磨西部にのみ産する。 |
14 |
スジホシムシモドキ |
Bランク |
砂粒の揃った内湾の細砂浜に生息するが、生息地は限られている。 |
16 |
ヒトハリザトウムシ |
Aランク |
生息環境が激減している。 |
17 |
イソカニムシ |
要調査種 |
生息環境が激減している。 |
18 |
クルマエビ |
Cランク |
放流が毎年行われている。砂粒の細かい河口や内湾干潟に小型個体が生息するが多くない。 |
19 |
ヤマトヌマエビ |
Bランク |
播磨東部、淡路島南部の河川のみに分布。 |
21 |
ヒメヌマエビ |
Aランク |
但馬及び淡路島の河川のみに分布。 |
23 |
ミナミテナガエビ |
Cランク |
県下で広く確認されているが、絶対数が少なく、一部を除いては希産である。 |
26 |
クボミテッポウエビ |
Bランク |
アナジャコ類の巣穴に共生することが知られており、宿主の個体群変動の影響を受けやすい。 |
33 |
ヤドリカニダマシ |
Aランク |
ムギワラムシの棲管に共生するため、宿主の個体群変動の影響を受けやすい。 |
45 |
ミナミアシハラガニ |
Aランク |
近年、洲本市で初めて記録された。 |
47 |
スネナガイソガニ |
Cランク |
潮間帯下部のアマモ場に生息する。潮下帯では少なくないとの意見があるが、「干潟の絶滅危惧動物図鑑」において、準絶滅危惧種に指定されている。 |
50 |
タイワンヒライソモドキ |
Bランク |
数箇所で確認されているのみで、個体群サイズも小さい。 |
52 |
ムツハアリアケガニ |
Aランク |
砂、泥、礫の混ざる河口や内湾干潟に生息する。播磨地方では多産箇所もあるが、全国的に減少傾向にある。 |
57 |
ヒメヤマトオサガニ |
Bランク |
生息地での個体群は決して小さくないが、生息場所が限られている。 |
59 |
スナガニ |
Bランク |
日本海側では多産箇所も多いが、いずれの場所でも海浜の整備などが強度に行われている。また、瀬戸内海側では砂浜の少なさが本種の少なさとなっている。近年、南方系のツノメガニとの競争が激しく、ツノメガニが定着した砂浜では著しく個体数が減少している。 |
61 |
シャミセンガイ属の一種 |
Aランク |
淡路島の洲本市では比較的まとまった個体群があるが、播磨西部では数個体が確認されているのみ。 |
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2003 |
種和名 |
2003年版ランク |
ランク変更の理由 |
---|---|---|---|
1 |
キサゴ |
Cランク |
日本海と淡路島沿岸の潮下帯では記録あるが、潮間帯で確認できていないことから、対象生息範囲外の種とした。 |
10 |
ウミニナ |
Aランク |
近年、播磨西部や淡路南部を中心とした河口干潟に多産するようになった。 |
11 |
ホソウミニナ |
Cランク |
瀬戸内海と淡路島に広く分布する普通種であることから対象外とした。 |
13 |
フトヘナタリ |
Cランク |
周辺府県においては希少な種とされているが、播磨地方を中心に多産することでランク外とした。 |
16 |
マルウズラタマキビ |
要注目種 |
河口や内湾奥部の干潟では、普通に見られ、多産することでランク外とした。 |
22 |
カワザンショウガイ |
Cランク |
河口においては普通に産し、多産することでランク外とした。 |
26 |
サキグロタマツメタ |
Aランク |
過去の記録を含めすべて外来である。 |
28 |
アラムシロ |
Cランク |
河口や内湾の潮間帯下部や潮下帯の浅海においては普通種であることでランク外とした。 |
29 |
キセワタガイ |
Bランク |
潮間帯では希産であるが浅海には比較的多産し、主な生息域もここにある。 |
34 |
ジタロウマイマイ |
要注目種 |
2003年以降の調査により新しい生息地が確認され、生息数も安定している。 |
41 |
サナギガイ |
今見ら |
約90年前の報告に基づいているが、標本が存在しないことで削除。 |
44 |
コシボソギセル |
Bランク |
調査の進行により、生息地の確認数が増えたが、生息地域は限られている。 |
53 |
クチバガイ |
Bランク |
干潟の存在量は決して多くないが、近年、河口や内湾干潟に普通に産することでランク外とした。 |
58 |
イソシジミ |
地域限定 |
本来は在来種であったと考えられるが、現在西播磨では大陸産が潮干狩り場に撒かれているなど、在来種の可能性が低い。 |
60 |
ウネナシトマヤガイ |
Cランク |
近年、生息地やかなりの個体数の増加がみられる。大陸産が帰化している可能性が高い。 |
63 |
カガミガイ |
要注目種 |
細砂や砂泥底の潮間帯下部から浅海に普通に産することでランク外とした。 |
64 |
オキシジミ |
要注目種 |
河口や内湾奥部の干潟では、普通に見られることでランク外とした。 |
69 |
ソトオリガイ |
Cランク |
近年の調査で多くの場所で確認。個体数も多い。 |
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2003 |
種和名 |
2003年版 |
ランク変更の理由 |
3 |
ヒラタブンブク |
要調査種 |
主に潮下帯に生息する種である。 |
6 |
サラサフジツボ |
Bランク |
これまでに得られた県内の確認記録は本種ではない可能性が高く、本種の県内からの生息記録が見出せない。 |
8 |
ミナミヌマエビ |
地域限定 |
円山川は瀬戸内海流入河川と同様に多産するが、他の但馬地方の河川では多くない。ただ、分布が離れているわけでもないのでランク外とする。 |
9 |
ユビナガスジエビ |
Cランク |
分布域は広く、個体数も多い。 |
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2003 |
2014 |
種和名 |
2003年版ランク |
2014年版ランク |
ランク変更の理由 |
---|---|---|---|---|---|
2 |
3 |
イボキサゴ |
今見ら |
Cランク |
1990年ころより県内で多数観察されようになり、粒子のそろった細砂浜に多い。このような海岸の減少を考え、C評価とした。 |
4 |
11 |
フネアマガイ |
Aランク |
Bランク |
近年の調査により、淡路島で数箇所確認され、若齢個体は比較的多く見られる。海流分散で産地増加の可能性がある。 |
7 |
17 |
ハリマムシオイ |
Cランク |
Aランク |
既知産地は模式産地のほか、神戸・阪神で2箇所の既知産地が知られているにすぎない。 |
12 |
22 |
イボウミニナ |
今見ら |
Aランク |
新鮮な貝殻は播磨西部の干潟で確認できるが、生貝の既知産地は淡路島中部のみ。 |
23 |
32 |
ダテ(ヒラド) カワザンショウ |
Cランク (ヒラドカワザンショウ) |
Bランク |
河口のヨシ帯を含む干潟環境の標徴種である。既知産地が播磨地域に限られている。生息数は多いが、干潟の環境悪化を察し、ランクを上げた。 |
24 |
要注目種 (ダテカワザンショウ) |
||||
21 |
33 |
ムシヤドリ カワザンショウ |
Cランク |
Aランク |
県内では円山川でのみ知られ、模式産地でもある。国交省の治水対策により、生息地が大改修され、その後、今回改修エリア以外の生息可能と思われる場所でも確認できない。 |
21 |
34 |
ヒナタムシヤドリ カワザンショウ |
Cランク |
Bランク |
河口のヨシ帯を含む干潟環境の標徴種であり、既知産地が播磨地域に限られている。播磨西部には多産地があるものの、環境の消失などで楽観視できない。 |
20 |
38 |
ヨシダカワザンショウ |
Aランク |
Bランク |
河口のヨシ帯を含む干潟環境の標徴種であり、既知産地が播磨西部地域に限られているが、生息密度は高い。加古川が模式産地である。 |
18 |
43 |
カワグチツボ |
Aランク |
Cランク |
播磨地域の河口に生息し、多産することも少なくないが、消長が激しく、生息地としての持続性が乏しい面もある。 |
8 |
45 |
ニクイロシブキツボ |
要注目種 |
Aランク |
生息に適した条件を満たす環境が限定的で、全国的にも生息地は限られている。県内の既知の生息地も局所的で個体数も少なく、希少種である。本県生息地は分布の西限にあたる。 |
27 |
57 |
ムシロガイ |
Aランク |
Bランク |
淡路島の内湾の潮間帯に生息。生息数や産地は増加傾向にある。 |
31 |
70 |
ナギサノシタタリ |
Aランク |
Bランク |
微小種であり、場所的に採集されにくいということが大きな要因である。生息環境は各地にあることから、今後確認例は増えると考えられる。 |
43 |
83 |
クロチビギセル |
Bランク |
Cランク |
調査の進行により、生息地の確認数が増えたが、生息地域は限られている。 |
45 |
84 |
モリヤギセル |
Bランク |
Aランク |
県内では氷ノ山山系に生息するが、希産である。 |
37 |
86 |
パツラマイマイ |
Cランク |
Aランク |
県内では氷ノ山周辺でのみ生息が確認されている。朽木などの生息基盤そのものが脆弱で、環境変化の影響を受けやすいと考えられる。 |
35 |
97 |
マヤサンマイマイ |
要注目種 |
Aランク |
生息地が1箇所のみ。 |
33 |
98 |
ヌノビキケマイマイ |
要注目種 |
Aランク |
生息地が1箇所のみ。 |
46 |
100 |
ヒメコウロ マイマイ(仮称) |
地域限定 |
Cランク |
生息地の悪化が目立つ。また、陸貝収集家による採集圧が最大の減少要因と考えられる。 |
49 |
108 |
ニセマツカサガイ |
Cランク |
Aランク |
県内主要河川で生息が確認されているが、小川環境や本川と連絡する水路の著しい取水方法の改変により、既知産地での消失が目立つ。日本海側では岸田川以外は危機的であり、瀬戸内海側では武庫川での減少が著しい。 |
62 |
125 |
ヤマトシジミ |
Bランク |
Cランク |
主要河川のはほとんどに生息していることで、Cランクとした。 |
66 |
147 |
オオノガイ |
Aランク |
Bランク |
成貝は水深のある場所あるいは砂泥中に深くもぐりこみ採集が困難であるが、若齢個体や新鮮な死貝は各地で確認できるようになった。 |
68 |
152 |
オキナガイ |
Aランク |
Bランク |
潮下帯では多産箇所もあるが、潮間帯においては極めて少ない。 |
59 |
153 |
マテガイ |
Cランク |
要注目種 |
特に播磨西部には数箇所の大きな個体群が存在する細砂干潟があるが、盛んに潮干狩りのターゲットとして捕獲されている。採集の影響ではないと考えられるが、一部の既知産地では砂中が還元化し激減している。生息環境が細砂干潟であり、その存在の少なさと、マテガイの生息地では同様な環境に依存する希少種も多く、特異な環境の指標として要注目種へ変更した。 |
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2003 |
2014 |
種和名 |
2003年版ランク |
2014年版ランク |
ランク変更の理由 |
---|---|---|---|---|---|
52 |
1 |
ニンジン イソギンチャク |
要調査種 |
Aランク |
前回の改定以降、県内潮間帯では赤穂市以外で確認できていないことから、生息数も多くなく、分布も限定的と判断し、今回Aランクに変更した。 |
51 |
2 |
ミヤマウズムシ |
Bランク |
要調査種 |
生息記録が少ない。 |
43 |
7 |
スナイソゴカイ |
Cランク |
要調査種 |
比較的開発の進んだ場所でも確認されており、現状では保護の必要性はないが、調査不十分のため、今回の改訂では要調査種とした。 |
50 |
12 |
タマシキゴカイ |
Bランク |
Cランク |
卵塊など、痕跡は比較的眼にする。 |
40 |
15 |
スジホシムシ |
Aランク |
要調査種 |
10年以上にわたり、記録が途切れている。 |
13 |
27 |
エビジャコ属の一種 |
Cランク |
Bランク |
既知産地は極めて少なく、新たな産地の追加が乏しく、既知産地でも再確認できないことがある。 |
14 |
28 |
ハサミシャコエビ |
Bランク |
Cランク |
個体群が散在することから、Cが妥当。 |
17 |
31 |
アナジャコ |
Cランク |
Bランク |
淡路島東岸では、近年個体数が減少している。 |
20 |
35 |
マキトラノオガニ |
Aランク |
Bランク |
今後新たな生息場所が見つかる可能性がある。 |
27 |
37 |
アカテガニ |
Cランク |
Bランク |
海から山へとつながるような環境に依存することが多く、ベンケイガニと同等のランクが妥当。 |
32 |
41 |
フタハカクガニ |
Cランク |
Bランク |
アシハラガニ等に比較すると県下での生息数は少ない。 |
23 |
58 |
ヤマトオサガニ |
Bランク |
Cランク |
比較的確認地点が多い。 |
21 |
60 |
ハクセンシオマネキ |
Aランク |
Cランク |
1990年代半ばまでは希少であったが、現在では瀬戸内海側、淡路中・南部の河口や内湾干潟に普通に産する。 |
4 |
64 |
ヒモイカリナマコ |
要調査種 |
Bランク |
砂、泥、礫の混ざる河口や内湾干潟に生息する。播磨地方では多産箇所もあるが、全国的に減少傾向にある。 |