本県には南但馬地域を中心にシカが県下広域に生息し、多大な農林業被害を発生させて問題となっています。さらに近年は森林の下層植生の食害により、自然植生への影響も問題となっています。
このような状況に対して、本県では平成24年3月に「第4期シカ保護管理計画」を策定し、シカ地域個体群の健全な維持を図りつつ、早急な農林業被害の軽減及び被害地域の拡大抑制、並びに森林生態系の被害抑制を図るため、個体数調整、防護柵の設置、生息状況調査など総合的な対策に取り組んでいます。
なお、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が改正されたことにより、平成27年5月29日をもって「第4期シカ保護管理計画」が廃止となることから、新たに「シカ管理計画」を策定し、引き続き、シカの管理に取り組んでいきます。
関連資料
第4期シカ保護管理計画(平成27年度事業実施計画)(PDF:7,518KB)
(H27.5.29以降)シカ管理計画(概要)(PDF:221KB)
(H27.5.29以降)シカ管理計画(本文)(PDF:6,386KB)