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丹波焼の里を訪ねるみち

●コース概要

 JR藍本駅を出発し、酒滴神社の前を進んでいくと、目前にはこれから挑む虚空蔵山がそびえ立ちます。はじめはゆるやかですが、次第に急な上り坂になり、ここをしばらく登り続けると、中腹の虚空蔵堂に着きます。ここで立派なお堂と、眺望を楽しんだ後、頂上を目指して更に登ります。しばらくの間登り続けると、眺望のすばらしい虚空蔵山山頂に到達します。ここから山を下ると立杭陶の郷に入り、この周辺は、日本六古窯の一つに数えられる丹波焼のふるさとであり、現在でも活動している登り窯が点在しています。ここから上立杭の大アベマキを見て、四斗谷川に沿ってひたすら北上すると、市文化財である金剛力士像がある和田寺に着きます。デカンショ街道をとおり、ふるさと公園を通過し、のどかな田園風景を望みながらしばらく進んでいくと、樹齢数百年のサザンカで知られる西方寺へ寄ることができ、ここから今田本庄バス停まではもうすぐです。

       丹波焼の里を訪ねるみち

              コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●上立杭の大アベマキ(兵庫県郷土記念物[1989年指定])

古来から「立杭の5本クヌギ」といわれた木のなかで唯一現存しているもので、樹種別では全国でも最大と言われています。木の姿が扇が開いたようにみえるため、「おうぎの木」と呼ばれ、地域の神木として古くから親しまれています。

●酒滴神社

9世紀中頃疫病が蔓延した時、スサノオノミコトと名乗る童子が神のお告げによって、山中に滴りおちる霊水を飲むことをすすめ、病から人々を救い信仰を集めたことが始まりといわれています。

●西方寺のサザンカ

寺の境内にある樹齢数百年のサザンカは、樹高4.5m、枝張り8.5m以上あり、県下でも他に類を見ない大きさです。県の郷土記念物、市の天然記念物にも指定されています。

●和田寺山

その昔は、和田寺の前身である日照東光寺が建っていたため日照山と呼ばれていました。扁平な山頂(592.6m)付近にはその寺跡があります。すぐれた里山景観を有することから虚空蔵山とともに清水東条湖立杭県立自然公園に指定されています。

●虚空蔵山

三田市と丹波篠山市にまたがる虚空蔵山(575m?596m?)は、JR藍本駅(虚空蔵堂経由)からでも、立杭陶の郷からでも登ることができ、手軽にハイキングを楽しめる山として人気があります。秋の紅葉シーズンや新緑の頃の山容は美しく、山頂からの展望も開けており、北摂北部の山々や有馬冨士から六甲山まで見渡すことができます。

アクセス

JR福知山線 藍本駅下車

JR古市駅(国道古市バス停)から  神姫グリーンバス 市原行き 今田本庄バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課    (078)362-3318
丹波篠山市商工観光課      (079)552-6907
三田市公園みどり課        (079)559-5110

アクセス

JR/JR西日本お客様センター     (0570)00-2486、または(06)4960-8686
バス/神姫グリーンバス(篠山営業所) (079)552-1157