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三尾山展望のみち

●コース概要

 大納言小豆発祥の地と言われる東中バス停を出発し、佐中峠を目指して南へ進みます。しばらくすると丹波森の径(雄岳・雌岳の径)として三尾山方面・黒頭峰方面を示す縦走路の分岐点があります。ここからコースを外れ、コブシで知られる三尾山方面へと足を伸ばします。モミジが美しい谷筋を過ぎ、そのまま雑木林の中の急な坂道を登り切ると、鏡峠方面と三尾山方面への分岐点にたどり着きます。ここからは旧春日町方面や岩肌を覗かせる三尾山の眺望がすばらしく、これまでの疲れを忘れさせてくれます。再びコースに戻り、佐中峠を後に緩やかな下り道をしばらく進むと、やがて佐仲ダムにたどり着きます。しばらく歩くと丹波地方特産の山の芋の産地、黒豆の館、シャクナゲセンターがあり、地域の特産品を楽しむことができます。コースを進んでいくと最後には桜並木があり、その並木をくぐり抜けると終点の垣屋バス停に到着します。

       三尾山展望のみち

               コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●黒豆の館

黒豆の産地ならではのオリジナルメニューをはじめ、土・日曜ごとの青空市では新鮮な野菜も販売しています。黒豆の木などのオーナー制度もあり自然をまるごと味わえます。

●山の芋の産地

丹波の芋は、ごつごつとした外観とは対照的に、すりおろすと純白できめ細やかな粘りけがあり、人気のある丹波特産品の一つとして知られています。特に丹波篠山市上板井周辺一帯は、この山の芋の産地として有名です。

●大納言小豆発祥の地

春日町東中は日本一の大納言小豆の産地として知られています。この小豆は、徳川幕府に献上していたころ、煮ても腹が割れず形が崩れないことから「大納言は殿中で刀を抜いても切腹しないですむ」といわれこの名が付いたと言われています。

●三尾山

西多紀アルプスの主峰(596m)で、三つの峰を持つ険峻な山肌は、チャートが大岸壁や巨岩奇岩となって露出し、4月には一面にコブシが咲く美しい山です。古くは山城で山頂には三尾城址の石碑が建っています。また山頂付近には矢の材料として植えられたヤダケが多く生えています。

アクセス

JR黒井駅から 神姫グリーンバス 野瀬行き 東中バス停下車

JR篠山口駅から 神姫グリーンバス 草山温泉行き 垣屋バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課    (078)362-3318
丹波市環境課             (0795)82-1290

丹波篠山市商工観光課      (079)552-6907

交通機関問い合わせ先

バス/神姫グリーンバス(篠山営業所) (079)5保存 52-1157