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丹波 水分れのみち

●コース概要

 JR柏原駅から柏原藩旧城下町の市街地に足をのばせば、木の根橋や八幡神社、柏原藩陣屋跡、丹波の森公苑にいくことができます。コースは柏原川沿いを進み、やがて、丹波年輪の里を通過し、清水山を正面に東へと進んで行きます。しばらく歩くと高谷川沿いの遊歩道に合流し、ここには桜の木が植えられており、春には桜のトンネルが水分れ公園まで続いています。突き当たりには日本一低い谷中分水界である水分れ公園、氷上回廊水分かれフィールドミュージアム、いそ(山篇に石)部神社があり、ミュージアムでは、分水界について学ぶことができます。コースはJR石生駅を通過し、春日町に入ると、田園風景が一面に広がり、ここには春日フルーツファームがあり、季節の果物を購入することが出来ます。市街地の手前では兵主神社、黒井城跡、春日局の生誕地である興禅寺を見ることができます。市街地あり、自然あり、日本一低い分水界ありと資源が豊富でバラエティに富んだコースです。

       丹波 水分れのみち

               コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●木の根橋

樹齢千年とも推定される大ケヤキの根が、幅八mの奥村川をまたいで自然の橋をかたちづくっています。柏原のシンボルになっている木の根橋は、県の天然記念物に指定されています。

●黒井城跡

国指定史跡の立派な山城で、標高三五六mの頂上部分も含む周辺120haに及ぶ猪口山全体が巨大な要塞になっています。山中のいたるところに曲輪跡や土塁、空堀などの遺構がそのまま現存しているほか、山頂からの展望もすばらしい所です。

●興禅寺

黒井城跡の下館跡で、徳川家光の乳母である春日局が生まれ、「お福様」と三歳まで慕われて育ったところです。境内には彼女が三歳まで過ごした名残りである「お福の腰掛け石」や「お福の産湯井戸」などが残っています。

●水分れ公園、氷上回廊水分れミュージアム

日本一低い谷中分水界(標高95.45m)にある公園で、人工の滝や分水界を象徴する水分れの池や野外ステージ、子供広場などがあり、水と親しみながら自然とふれあうことができます。公園の奥は丹波の森が散策できる自然のままの森林浴コースや、せせらぎがあり、野鳥の宝庫となっています。公園内には、分水界について学ぶことのできる「氷上回廊水分れフィールドミュージアム」がある。

※「氷上回廊水分れフィールドミュージアム」は、現在リニューアル工事中のため閉館中。再オープン時期は、丹波市ホームページで確認ください。

●柏原藩陣屋跡

正徳四年(1714)に織田信休が幕府の許可を得て柏原に陣屋を造営しました。長屋門以外が当時の建物は、文政元年(1818)に焼失し、その後再建されたものが現在の建物です。現存部は再建当初の約五分の一で書院、式台、玄関など公式の部分が残っており、国の史跡に指定されています。

アクセス

JR福知山線 柏原駅下車

JR福知山線 黒井駅下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課     (078)362-3318
丹波市環境課           (0795)82-1290

交通機関問い合わせ先

    JR/JR西日本お客様センター (0570)00-2468、または(06)4960-8686