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紅葉の名刹 高源寺へのみち

●コース概要

 (旧)大名草バス停(※現在路線バス廃止)を出発し、集落内をしばらく進むと大名草公民館があります。脇の道を山手方向へ上がるとそこには常瀧寺があります。手前の山道を寺の裏山へとしばらく登っていくとやがて大銀杏(乳の木さん)へたどり着くことができます。コースへもどりしばらく進み集落を抜け、佐治川を渡っていくと、ここからは山間の田園風景の中をのんびり歩くみちが続いています。この右手側にそびえる山並みのほぼ中央部に、パラグライダー出発地点として全国的に有名な岩屋山があります。しばらく歩くと、行く手の山の麓に三丹随一の紅葉の名所として有名な高源寺が見えてきます。寺を目指して再び佐治川を渡りもみじロードを横切ると、そこには高源寺参道の入り口があります。もみじロードを佐治川沿いに歩き、佐治大橋を渡るとすぐに田園の中にパラグライダーの着陸地点があり、ここから終点の佐治バス停まではすぐそこです。

        紅葉の名刹 高源寺へのみち

               コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●高源寺

三丹随一の紅葉の名所として有名です。中国杭州で修行した僧遠谿が1325年この地に建立し、翌年、後醍醐天皇より高源寺号を賜り開山した古刹。現在の伽藍は江戸時代に建立され、本堂、三重の塔、山門などがあり荘厳なたたずまいを見せています。秋には数百本の天目かえでが全山紅葉します。

●三重の塔(高源寺)

天明年間(1780年頃)弘巖禅師の建立になり、別名を多宝塔とも言います。本尊は開運毘沙門天で、近郷の崇拝厚く天井には弘巖禅師の名筆が描かれてありましたが、今は残念ながらその跡を留めるのみとなっています。

●仏殿(高源寺)

仏殿は当寺の本堂で、享保年間(1720年頃)天巖禅師の建立になり、別名を法王殿とも言います。本尊は惠心僧都作の釈迦如来坐像で、左には衣を着用された後醍醐天皇の法身の像、右には如意輪観音像などが十六羅漢像として安置されています。

●歴史民族資料館(旧朝倉家住宅)

県指定文化財 江戸時代中期の建物で青垣町一ノ瀬の朝倉家旧宅を移築復元しました。丹後、丹波西北部にこの様な三間取り広間型の養蚕農家があった様ですが、現在では殆ど見られません。

●岩屋山(パラグライダー出発地点)

高低差500m、テイクオフポイントは、ほぼ山頂に位置し上級者のフライトゾーンとして全国的に有名です。コースの途中にはパラグライダーの着地地点があります。

●子午線標識塔

子午線とは子(北)と午(南)の方向を結ぶ線のことです。一般的な子午線はどこにでもありますが、日本の標準時の基準となる東経135度の子午線はここ丹波市(旧青垣町)を通っています。

アクセス

      JR柏原駅から 神姫グリーンバス佐治行き 佐治バス停下車

              佐治バス停より タクシー9分・6km 旧大名草上バス停下車  

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課    (078)362-3318
丹波市環境課          (0795)82-1290

交通機関問い合わせ先

バス/神姫グリーンバス(篠山営業所) (079)552-1157

タクシー/青垣タクシー (0795)87-0291