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朝来群山 黒川湖をめぐるみち

●コース概要

 よふど温泉バス停を出発し、コースは南へ向かいます。寄り道して森区の集落へ入ると、虎御前の供養塔と伝えられる石造九重塔に寄ることが出来ます。コースへ戻り、しだれ桜が美しい玉林寺を右手に見ながらそのまま進むと、滝や桜の美しい奥山渓谷との分岐点にさしかかります。大原社を過ぎ、せせらぎに沿ってスギ林の中の山道を登っていくと山の尾根にたどり着き、尾根に沿って更に進むと休憩所があります。ここからは尾根に沿った気持ちの良い平坦な道を歩き、やがて黒川湖畔にでてきます。湖畔では、「朝来群山ふるさと自然公園」として、便所や展望広場、散策路等が整備されています。奥多々良木発電所を通過すると、やがて「黒川自然公園センター」に着きます。ここからは壮大なロックフィルダムの景色を望むことができ、すぐ目の前には大明寺や黒川温泉があり、終点の黒川バス停もすぐそこです。

        朝来群山 黒川湖をめぐるみち

               コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●奥山渓谷

春には渓谷を縫うように桜の木々が花を競い、清流にはヤマメが釣り人を楽しませます。源流には双竜の滝があり、豊かな自然にふれることができます。

●石造九重塔

森の石造九重塔は、虎御前の供養塔と伝えられ、古来から女性の信仰が厚く、今もお花が絶えません。南北朝時代のものと思われ、県指定文化財に指定されています。

●黒川温泉

大明寺の花園より湧出した霊験あらたかな温泉で、炭酸水素イオン(重曹)を多量に含む別名・美人湯とも呼ばれる名湯です。

●よふど温泉極楽湯

緑豊かな山間の里にある「よふど温泉極楽湯」は、和風の建物の中に大浴場、ジェットバス、サウナ風呂、露天風呂を備え、窓越しに四季折々の風景が楽しめます。また、地元特産品の販売も行っています。

●朝来群山県立自然公園

コース周辺一帯は、朝来群山県立自然公園に指定され、黒川湖周辺では、ふるさと自然公園黒川湖国民休養地として展望所や散策路等が整備されています。また、山東町側の迫間地区には県立南但馬自然学校があり、広大な自然を利用した自然体験学習の場となっています。

●玉林寺のしだれ桜

玉林寺のしだれ桜は古くから近隣の人たちに親しまれ、残された書き物によると一日に数百人もの見物者があったといわれます。現在のものは三代目ですが、今も変わらず人々に親しまれています。

●大明寺

臨済宗妙心寺派の名刹として1367年、美濃の人、月庵宗光禅師が開山したと伝えられています。雨乞いの仏、子授けの堂もあり、ともに霊験あらたかと言われています。

アクセス

JR和田山駅から 全但バス よふど温泉行き よふど温泉バス停下車

JR生野駅から 神姫グリーンバス 黒川行き 黒川バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課  (078)362-3318
朝来市観光交流課      (079)672-4003

交通機関問い合わせ先

バス/全但バス(和田山出張所)  (079)672-2063

バス/神姫グリーンバス(本社)   (0790)32-1021