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東床尾山 但馬眺望のみち

●コース概要

 下寺坂バス停から東へ歩き出石川にかかる松神橋を渡ります。道なりに進むと御出石神社が見えてきます。桐野川にそって、桐野の集落内を進むと、やがて道は未舗装の山道となります。山道をしばらく行くと右手に川にかかる木橋が見え、そこをわたり、林内を道なりに進むと尾根筋に到達します。しばらく登ると古くなった山小屋があり、西床尾山と東床尾山の分岐点に到達しますが、コースは西床尾山方向へ向かいます。ここからコースは下っていき、しばらくすると巨大な糸井の大カツラが見えてきます。糸井の大カツラの横を通り、川に沿ってしばらく下りると、不動の滝を見ることができ、さらに下ると森林浴場に着き、この裏には「とての三滝」があります。しばらくすると林道はきれいにアスファルト舗装され、周辺には民家が増え、やがて左側の畑の向こう側に竹ノ内隕石落下の地が見えます。徳林寺をあおぎながら集落の中を進むと竹ノ内バス停に到着します。

        東床尾山 但馬眺望のみち

               コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●糸井の大カツラ

高さ35m、木の中心の空洞は六畳間ほどの広さがあり、推定樹齢2000年ともいわれています。国の天然記念物に指定されています。

●慈眼寺

山門には、沢庵和尚の書かれた『大悲山』の書があり、これは出石町の文化財に指定されています。庭の片すみには、なみだ地蔵と呼ばれている石のお地蔵さんがまつられています。

●東床尾山

東床尾山は標高839mであり、山頂は豊岡市(旧出石町・旧但東町)、朝来市(旧和田山町)の2市(旧3町)に接しています。イノシシやシカなど野生の動物がたくさん見られる自然の豊かな山です。谷が深く一度迷ったら出て来くることができない山として地元の人々に古くから恐れられており、シカほどの大きさの大アリが出たという言い伝えがあります。

●糸井渓谷

東床尾山を下りた山道沿いには、清流、岩々、そして広葉樹林からなる神秘的で奥深い渓谷美が広がっています。とての三滝、不動の滝などの力強い滝も見られます。毎年秋になると渓谷一帯は美しく紅葉し、訪れる人の目を楽しませてくれます。

●竹ノ内隕石落下の地

明治13年(1880年)2月18日午前3:30頃に隕石(重さ718.7g)が大音響・光芒とともに落下した地点です。この光芒は、兵庫・大阪・京都の三府県で観測されました。現在、この地には隕石落下の記念碑が建立されています。

アクセス

JR豊岡・江原駅から 全但バス 出石経由奥藤行き 下寺坂バス停下車

JR和田山駅から 全但バス 竹ノ内行き 竹ノ内バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課    (078)362-3318

豊岡市大交流課         (0796)21-9016
朝来市観光交流課        (079)672-4003

交通機関問い合わせ先

バス/全但バス(出石出張所)   (0796)52-3011

バス/全但バス(和田山出張所)  (079)672-2063