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水郷楽々浦と玄武洞をめぐるみち

●コース概要

 いで湯の町のJR城崎温泉駅を出発し、円山川に架かる城崎大橋を渡ります。枝線は左へ折れて、山と河口の美しい景勝地で知られる楽々浦に向かい、楽々浦湾に浮かぶ浮弁天や、伝統的な舟小屋、まんが昔話しでも紹介された鼻かけ地蔵などがあります。コースは大橋を渡って、広々とした円山川を右手に望みながら南下すると、結和橋を越えたところで旧豊岡市に入ります。しばらく歩くと、川幅や広大なヨシ原も広がりはじめ、自然が生みだした石の彫刻として有名な玄武洞公園にたどり着きます。玄武洞公園は天然記念物に指定されている玄武洞・青龍洞をはじめ、四神相応にちなんだ5つの洞で構成されています。また向かいには石の博物館である「玄武洞ミュージアム」があります。ここからしばらく歩くと終点である赤石バス停に到着します。楽々浦や円山川、更には玄武洞公園といった、雄大でのどかな風景を楽しめるコースです。

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              コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

●城崎温泉(外湯)

1400年前にコウノトリが発見したと伝えられる城崎温泉は、7つの外湯(さとの湯、地蔵湯、柳湯、一の湯、御所の湯、まんだら湯、鴻の湯)があり、それぞれに由来と歴史があります。

●温泉寺

大師山の中腹にある本堂は、和様・唐様・天竺様がみごとに調和した但馬地方最古の木造建築物で国の重要文化財となっています。十一面観音像をはじめ多くの文化財や美術工芸品等を拝観できます。

●来日岳

来日岳は567mの独立峰で、山頂からは360度の展望が楽しめます。特に晩秋の早朝には霧の海が日本海へと流れる幻想的な雲海を見ることができます。

●城崎文芸館

文芸館では、「城の崎にて」で有名な志賀直哉をはじめ、城崎にゆかりのある文人墨客の貴重な筆跡・文芸作品などを展示しています。

●玄武洞公園

天然記念物玄武洞は160万年前に起こった火山活動によって作り出されたもので、波に洗われて姿を現し、人が石を採ったために洞となりました。数知れない六角形の玄武岩が不思議な美しさを見せています。

●楽々浦

楽々浦の入江は昔から景勝地として知られています。中でも、神様が船をとどめたとも伝えられる浮弁天や、水中に建てられた舟小屋が軒を連ねた様子が特徴です。

●鼻かけ地蔵

あの「まんが日本昔ばなし」にも登場したお地蔵様。ひとつだけ願い事を聞いて下さると信じてられています。毎年6月には鼻かけ地蔵尊祭があります。

アクセス

    JR山陰本線 城崎温泉駅下車

    JR豊岡駅から 市営バス 赤石行き 赤石バス停下車

問い合わせ先

          兵庫県自然・鳥獣共生課    (078)362-3318

          豊岡市大交流課      (0799)21-9016 

交通機関問い合わせ先

   JR/JR西日本お客様センター  (0570)00-2486、または (06)4960-8686

   バス/豊岡市都市整備課    (0796)23-1712