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但馬今子浦 ユウスゲのみち

●コースの概要

 JR柴山駅から集落を抜けると柴山湾に沿った県道に出ます。海側に漁港の施設を見ながら進んでいくと柴山港に着きます。入り江の風景を眺めながら港沿いの道を進み、山道に入ります。少し急な山道の脇にはいくつもの石仏があり、まるで見守られているかの様です。

 

 山の頂上付近には大山灯台への分岐があり、そこを過ぎると緩やかな下り道になります。時折、木々が途切れて視界が開け、山陰海岸国立公園の美しい風景が眼下に広がります。

 

 海を眺めながら山道を下ると、大引の鼻との分岐に出ます。大引の鼻では見渡すかぎりの山陰海岸の雄大な景色を望むことができます。カエル岩と今子の千畳敷を眺めながら進んでいくと、今子バス停に到着です。

 

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                コースマップ(クリックで拡大表示されます。)

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●今子の千畳敷

 今子浦海水浴場の隣の磯は平床で、文字どおり広大な石畳が広がっています。岩場では磯の動植物の観察や魚釣りを楽しむことができます。

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●但馬赤壁

 今子の千畳敷の東、幅約100mにわたり屏風のような断壁が続いています。太古の昔、陸地が隆起してできたもので、岩の色が赤いためこのように呼ばれています。

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●ユウスゲ

 この花は夕方咲き始め真夜中に満開となり、翌朝にはしぼんでしまいます。レモンイエローのユリに似た花で、大引の鼻一帯で6月下旬から7月下旬まで楽しむことができます。

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●大引の鼻展望台

 今子浦園地から遊歩道に沿って北へ進むと、日本海を一望できる大引の鼻(岬の先端の意味)展望台があります。コバルトブルーの海に浮かぶ周辺の島々を望むことができます。

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●カエル岩(カエル島)

 カエルの形に見えることからこのように呼ばれています。祈願岩としても知られ、その昔、北前船で航海に出かける男たちの無事を祈願したしたことが始まりとされています。

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●大放神社(三番叟)

 大放神社には、沖浦地区の氏神が祀られており、秋祭りには三番叟が奉納されます。三番叟は地区の平和と五穀豊穰を祈って行われる舞で、文化財に指定されています。

指導標の見方

自然歩道のコースには、道の分かれ目や迷いやすい所に道標を設置してあります。

(道標には、矢印だけのものと、コースの見所ポイントまでの距離が表示してあるものがあります。)

 

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アクセス

JR山陰本線 柴山駅下車

JR香住駅から 町民バス畑行き 今子バス停下車

問い合わせ先

兵庫県自然・鳥獣共生課  (078)362-3318

香美町商工観光課      (0796)36-3355

交通機関問い合わせ先

JR/JR西日本お客様センター (0570)00-2486、または (06)4960-8686

バス/香美町民バス(受託事業者:全但バス湯村温泉営業所) (0796)92-0137