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自然環境

 兵庫県は、広い県土、変化に富んだ気候、地形から、多様な自然に恵まれています。兵庫県では、生物多様性の保全と持続可能な利用を実現するため、「生物多様性ひょうご戦略」を策定し、県内における貴重な野生生物の保全や県民の参画と協働による取組を推進しています。
 豊かな自然環境を守り育てるため、自然公園の整備や自然の適正利用に関する普及啓発を図っています。県内には、国立公園が2か所、国定公園が1か所、県立自然公園が11か所あります。
 県内には、変化に富む自然環境により、多くの種類の野生生物がみられます。鳥獣保護区等の指定により野生鳥獣の保護繁殖を図るとともに、人と野生動物との調和のとれた共存を図るため野生動物の保護管理を推進しています。また、農業被害や生活環境被害等が深刻な鳥獣については、生息地管理(森林など安定した生息環境の保全と整備)、個体数管理(生息密度の適正化と危機的な減少の防止)、被害管理(農林業や人身への被害を防除)を総合的・計画的に進めています。