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平成22年度事業者によるダイオキシン類の自主測定結果について

 ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、平成22年度に廃棄物焼却施設等の特定施設の設置者 から県に報告のあった排出ガス、排出水等の自主測定結果の概要は次のとおりです。

 また、自主測定結果の詳細は別紙1「事業場別自主測定結果一覧表(H22年度)」(PDFファイル:69.4KB)のとおりです。

 

1 排出ガス

 

(1) 自主測定結果報告状況

 排出ガスの測定結果報告状況は表1のとおりです。

 報告義務のある241施設の約93%に当たる223施設について報告がなされ、全ての施設が排出基準に適合していました。

 

表1 排出ガスの測定結果報告状況

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(2) 対応

 自主測定の結果では、全ての施設が排出基準に適合していましたが、今後とも基準を遵守するよう指導していきます。

 自主測定結果報告を行なっていない施設については、自主測定を行い報告するよう指導しています。

 

2 燃え殻・ばいじん

(1) 自主測定結果報告状況

 燃え殻、ばいじんの測定結果報告状況及び処理基準の適合状況は表2のとおりです。

 ばいじんについては、報告義務のある205施設の約90%に当たる184施設から、燃え殻については、 204施設の約90%に当たる184施設から報告がなされました。

 ダイオキシン類の含有量が3ng-TEQ/gを超えた施設は、ばいじんで17施設ありましたがいずれの施設もセメント固化、薬剤処理、処理業者へ委託等、適正な処理がなされていました。 

 

表2 燃え殻、ばいじんの測定結果報告状況

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(2) 対応

 自主測定の結果では、全ての施設が排出基準に適合(あるいは適正な処理を実施)していましたが、今後とも基準を遵守するよう指導していきます。

 自主測定結果報告を行なっていない施設については、自主測定を行い報告するよう指導し ています。

 

3 排出水

(1) 自主測定結果報告状況

 排出水の測定結果報告状況及び排出基準の適合状況は表3のとおりです。

 報告義務のある13 施設のうち13 施設について報告がなされ、自主測定結果は、全ての事業場が排出基準に適合していました。

 

表3 排出水の測定結果報告状況及び基準の適合状況

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(2) 対応

 自主測定結果では、全ての事業場が排出基準に適合していましたが、今後とも基準を遵守するよう指導していきます。 

 

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