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2 定期モニタリング調査(汚染地区調査)
(調査機関:近畿地方整備局、兵庫県、神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、加古川市、太子町) |
過去に汚染が発見された井戸周辺地区等の継続的な監視のため、17市17町の101地区(1,149検体)で調査を行った。
内訳は、鉛(13検体)、砒素(40検体)、揮発性有機塩素化合物(991検体)、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(81検体)、ふっ素(24検体)である。
その結果、鉛2検体、砒素16検体、揮発性有機塩素化合物75検体、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素25検体、ふっ素8検体が環境基準を超過している。
鉛、砒素及びふっ素の汚染原因は、自然由来と考えられる。
揮発性有機塩素化合物による汚染については、地下水や土壌ガス等の詳細な調査を実施し、汚染範囲の確定や原因究明を行うとともに、原因者に対しては、浄化対策指導等を行っている。
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による汚染については、人為的なものと考えられるが、関係機関と協議し、原因の究明を図ることとしている。
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