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平成13年度ゴルフ場農薬水質調査結果について
ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁防止を図るため、平成2年度から、ゴルフ場の排出水並びに周辺及び下流の公共用水域において水質調査を実施している。平成13年度の調査結果は次のとおりである。
1. ゴルフ場農薬排出水調査
(1) 調査の概要
1) 調査時期 平成13年度春(5〜7月)及び秋(10〜11月上旬)
2) 調査ゴルフ場数 春86箇所、秋99箇所 (年間調査実数103箇所)
春期調査及び秋期調査の対象箇所は、過去の調査結果等を勘案し選定。
なお、全ゴルフ場数は139箇所。
3) 調査地点数 延348地点(原則として1ゴルフ場当たり2地点。採水地点は排水口または調整池。)
4) 調査対象農薬 国の暫定指導指針値設定農薬成分 35成分
(内訳) 殺虫剤 8成分
殺菌剤 13成分
除草剤 14成分
5) 調査機関 県(県民局環境課・県立公害研究所)
姫路市、西宮市、加古川市
なお、神戸市は別途、市内のゴルフ場について調査を行っている。
(2) 調査結果 
 5,635検体及び6,545検体、合計12,180検体について分析を行った。このうち殺虫剤ダイアジノン、殺菌剤フルトラニル、除草剤ジチオピル等が、春の調査では13成分162検体、秋の調査では16成分99検体、計18成分261検体が検出されたが、いずれも指針値を下回っていた。
2. ゴルフ場農薬環境水質調査
(1) 調査の概要
1) 調 査 時 期 平成13年春(5〜7月)及び秋(10月〜11月上旬)
2) 調 査 地 点 ゴルフ場が数多く立地している次の河川7水系25地点


3) 調査対象農薬   国の暫定指導指針値設定農薬成分 35成分
(内訳) 殺虫剤 8成分
殺菌剤 13成分
除草剤  14成分
4) 調 査 機 関    県(県民局環境課・県立公害研究所)
(2) 調査結果
春期調査、秋期調査とも、全ての農薬成分について検出されなかった。
3. 評価
(1) ゴルフ場農薬排出水調査では、指針値を超えるものはなかった。
(2) ゴルフ場農薬環境水質調査(河川調査)では、全ての農薬成分が検出されなかった。
(3) このことから、特に人の健康への影響はないものと考えられる。
4. 今後の対応
 ゴルフ場農薬について、引き続き暫定指導指針値の遵守を図るため、周辺環境に配慮した使用方法の推進及び適正管理について指導の徹底を図っていく。

春期調査結果

秋期調査結果

合計


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