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一般環境大気汚染の現況
1 二酸化硫黄(表1
 平成13年度の全測定局(57局)の二酸化硫黄濃度年平均値の単純平均は0.004ppmであり、環境基準の長期的評価では前年度と同様に全測定局で環境基準を達成している。
短期的評価では三宅島噴火の影響により13局において3日間1時間ないし2時間程度基準値を越えたときがあり、44局(平成12年度は56局中48局)の達成にとどまっている。
 また、昭和48年度以降継続して測定している局(33局)の年平均値の単純平均は0.005ppmであり、経年変化をみると、近年低濃度で推移している。
2  二酸化窒素(表2
 平成13年度の全測定局(59局)の二酸化窒素濃度年平均値の単純平均は0.019ppmであり、前年度と同様に全測定局で環境基準を達成している。
 また、昭和53年度以降継続して測定している局(36局)の年平均値の単純平均は0.021ppmである。経年変化をみると、近年はほぼ横ばいで推移している。
3 浮遊粒子状物質(表3
 平成13年度の全測定局(59局)の浮遊粒子状物質(粒径10ミクロン以下のもの)の年平均値の単純平均は0.029mg/m3であり、また、昭和51年度以降継続して測定している局(33局)の年平均値の単純平均は0.029 mg/m3である。経年変化をみると、平成元年以降減少傾向にある。(図1)
環境基準の長期的評価では、49局が環境基準を達成している(平成12年度は全測定局で達成)。
 なお、環境基準未達成局10局の内訳をみると、年間2%除外値が環境基準値(日平均値が0.10 mg/m3)を超過した局はなく、日平均値が2日連続で環境基準値(0.10 mg/m3)を超過した局が10局となっている。
一方、短期的評価では、2局のみの達成(平成12年度は60局中38局)にとどまっている。
平成13年度は、黄砂の影響が著しい日及び著しい逆転層が出現した日があるなど気象の影響により環境基準を達成した測定局が減少した。



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