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					「大阪湾再生」水質一斉調査について 　　〜大阪湾の健康状況を知るために、 　　　　　　　　　　８月７日　各機関が一斉に水質調査を行います〜

水質汚濁が心配される大阪湾で、一年に一回の健康診断を行います。 　大阪湾の健康状況を確認するため、「大阪湾再生推進会議」（＊１）では、国・自治体・研究機関などとの連携をはかり、「大阪湾再生」水質一斉調査として、一年の内で最も水質汚濁が懸念される夏場の一日を定め、一斉に水質調査を実施しています。 　これまで、大阪湾の水質調査は、各関係機関が各々の目的に応じて個別に実施しており、云わば人間ドックのように頭の先からつま先まで、湾全体の健康状況まで確認することが難しい状況でした。 　この一斉調査により、海の生き物の生息に影響を及ぼす貧酸素水塊（＊２）の発生分布など貴重なデータの取得を通じて、大阪湾の汚濁メカニズムの解明に向けて努めてまいりたいと考えております。 　今回で３回目となる一斉調査では、関係行政機関はもとより、臨海部における企業や、海辺で活動を行っている市民団体ともさらに協働をすすめるなど、より多様な主体との連携を図り実施いたします。 ＊１大阪湾再生推進会議 内閣官房都市再生本部事務局、国土交通省、農林水産省、経済産業省、環境省、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都市、大阪市、神戸市、(財)大阪湾ベイエリア開発推進機構で構成。事務局は、国土交通省近畿地方整備局（大阪府、(財)大阪湾ベイエリア開発推進機構が運営協力）。平成１５年７月発足。 ＊２貧酸素水塊 海水中の酸素がほとんどなく魚介類が生息できない水域。夏場の大阪湾奥部を中心に頻繁に確認されている。

１　一斉調査実施日 平成１９年８月７日（火）　（一部２日、６日実施） ２　一斉調査を行う測点 　海域、河川合わせて合計　４６３地点 《海　上：　２０８地点》 ・国土交通省近畿地方整備局　 １２地点 ・第五管区海上保安本部 １９地点 ・大阪府環境農林水産総合研究所 ３５地点 ・大阪府港湾局　 ４地点 ・大阪府南大阪湾岸流域下水道事務所　 １６地点 ・大阪市都市環境局 ６地点 ・大阪市港湾局　 ６地点 ・堺　　　市 ４地点 ・兵庫県健康生活部環境管理局 １３地点 ・兵庫県県土整備部土木局港湾課 ９地点 ・神　戸　市　 ２２地点 ・西　宮　市　 ５地点 ・尼　崎　市　　　　 ３地点 ・大阪湾広域臨海環境整備センター　 ２０地点 ・関西国際空港株式会社、関西国際空港用地造成株式会社 ４地点 ・阪神高速道路株式会社　　 １地点 ・関西電力株式会社　　　 １地点 ・新日本製鐵株式会社　 １地点 ・ＪＦＥスチール株式会社　 １地点 ・東洋建設株式会社　　　　　 １地点 ・日本ミクニヤ株式会社　　　　　 １地点 ・大阪市立大学　　 ２地点 ・大阪府立大学　　 １地点 ・大阪湾再生推進会議事務局　　 ２０地点 《河　川：　２５５地点》 ・国土交通省近畿地方整備局 ９５地点 ・大阪府、兵庫県及び関係市　　　 １６０地点 ３　共通測定項目 ・「大阪湾再生行動計画」では「魚庭（なにわ）の海」の復活を目標に掲げており、その実現に向けて、生物生息指標であるＤＯ（溶存酸素量）、塩分濃度、水温を海域の共通測定項目に設定。 ・大阪湾に流入する河川では、陸域などから流入する汚濁負荷の指標であるＣＯＤ、窒素、りんなどを測定。 ・第五管区海上保安本部では、流れの調査とともに、塩分濃度、水温、及び透明度などを測定。 ４　期待される効果 ・大阪湾全体の環境負荷の全体像の把握（貧酸素水塊の発生分布など） ・大阪湾の汚濁メカニズムの解明と藻場や干潟などの改善方策の効果的な対策手法の検討 ・陸域からの流入負荷など、陸域と海域の関係の解明 ・国、自治体、研究機関、企業、ＮＰＯによる環境モニタリングネットワークの構築等 ５　その他 現地取材を希望の方は、８月６日（月）１７：００までに近畿地方整備局企画部広域計画課までご連絡ください。 ６　問い合わせ先 （国土交通省） 近畿地方整備局企画部広域計画課　担当：山本、勝井 　　TEL　０６−６９４２−１１４１（内線３２２２） 　　 （兵庫県） ・「大阪湾再生推進会議」に関すること 　　　県民政策部政策局政策課　　　担当：竹森（内線２１５５）　 ・水質調査に関すること 　 　　　健康生活部環境管理局水質課　担当：木下（内線３３８６） 　　　県土整備部土木局港湾課　　　担当：高谷（内線４４５５）

	〔添付資料〕 　１.　「大阪湾再生」水質一斉調査について　 （PDFファイル1.13MB） 　２.　カキコマップについて（ＰＤＦファイル　400KB)

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