兵庫県では、大阪湾をブルーカーボン生態系(藻場・干潟等)の回廊でつなぐ「大阪湾MOBAリンク構想」の実現をめざし、大阪府とともに、令和6年1月に「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」を設立し、令和7年1月14日時点で様々な民間企業、自治体、研究機関等から75団体が参加しています。このたび、本アライアンスの第2回ワーキングを開催しました。
開催概要〈議事次第〉
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日 時:令和6年12月20日(金)
【午前】午前10時00分~午後0時10分 第2回藻場再生・創出・技術実証ワーキング
【午後】午後1時30分~午後3時30分 第2回情報発信強化ワーキング
午後3時30分~午後4時00分 現地参加者による意見交換会 -
場 所:三井住友海上大阪淀屋橋ビル(オンライン併用)
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出席者:現地出席及びWeb出席併せて約70名
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目 的:事務局及び会員からの報告や活動紹介を基に意見交換を実施
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第1回ワーキングでの意見共有と会員連携に向けた取組みを検討
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プログラム内容
午前の部:第2回藻場再生・創出・技術実証ワーキング〈議事概要1〉
〇開会挨拶 大阪府環境農林水産部環境管理室環境保全課 橋田課長
〇事務局(大阪府及び兵庫県)からの報告 活動内容及び予定〈資料1、資料2〉
〇既存取組の紹介
ENEOS(株)「堺泉北港における藻場創出(令和4年度~)」
〇会員からの連携の呼びかけ
①泉大津市「実証フィールドの提供」
②大阪府立環境農林水産総合研究所
「大阪府沿岸域に存在する藻場における炭素貯留効果の実態把握」
③(株)BLUABLE「Blue Carbon Sink事業
-海岸生態系ブルーカーボンによる気候危機へのアプローチ-」
④ イノカ(株)「大阪湾における渚フォーラムの創設に向けて」
〇会員・会員連携による取組検討
第1回ワーキングの振り返りと今後の進め方〈資料3〉
午後の部:第2回情報発信強化ワーキング〈議事概要2〉
〇開会挨拶 兵庫県環境部水大気課 望月豊かな海再生推進官
〇事務局(兵庫県及び大阪府)からの報告 活動内容及び予定〈資料4、資料5〉
〇既存取組の紹介
①関西エアポート(株)「大阪・関西万博に向けて情報発信ブースを設置」
②AQUARIUM x ART átoa
「劇場型アクアリウムátoaにおける海ごみについての発信内容」
③大阪から明るい水産業を創る会「わかめが繋ぐブルーカーボンの未来」
④ (一社)ブルーオーシャン・イニシアチブ
「万博(ブルーオーシャンドーム)での発信」
〇会員・会員連携による取組検討
第1回ワーキングの振り返りと今後の進め方〈資料3〉
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<今後の展望>
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MOBAではアライアンス会員間が連携して大阪湾の藻場再生・創出の取組みの輪を広げていくため、今後もワーキング等を開催する予定です。また、藻場の創出やモニタリング、情報発信等の各プロジェクトチームを立ち上げ、会員連携による取組を進めていきます。
参加に関して年会費等はありませんので、入会を検討される企業・団体様は以下の参考リンクより手続きを行ってください。。 -
資料
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議事次第:第2回ワーキング議事次第
議事概要1:第2回藻場再生・創出・技術実証ワーキング
議事概要2:第2回情報発信強化ワーキング
資料1:大阪府_万博会場周辺海域ブルーカーボン生態系創出事業
資料2:兵庫県_藻場・再生ガイドブック
資料3:第1回ワーキングの振り返り(アイデアまとめ)と今後の進め方
資料4:兵庫県_情報発信の取組
資料5:大阪府_ネイチャーポジティブセミナー. -
参考リンク
MOBA部会(大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス)について | ひょうご豊かな海づくり県民会議
大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)について/大阪府