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「地球と共生・環境の集い2017」を開催しました

 平成29年6月5日の「環境の日」に、兵庫県公館において「地球と共生・環境の集い2017」を開催しました。 

 私たちを取り巻く環境問題が、ますます多様化・複雑化する中、将来世代に兵庫の美しい環境を引き継いでいくため、兵庫県では、環境の保全と創造の取組が、社会のあり方やしくみを先導し変えていく役割を担う「環境先導社会」の構築を目指しており、県民、事業者、地域団体やNPO、行政など約300名の方々が集い、県民一人ひとりの地球環境問題に対する正しい理解と、幅広い連携による環境行動を呼びかけました。

 開会では、井戸知事から、「パリ協定」の産業革命前からの気温上昇を2度に抑えるという目標を達成するため、兵庫県でも、2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比で26.5%削減するという、国の削減目標(26.0%)を上回る野心的な目標を設定し、地球温暖化防止対策をすすめていくこと、また、今夏も定着してきた省エネのライフスタイルを引き続き行い、省エネルギーの取組みについて、みなさんにご協力をお願いしたいとの挨拶がありました。

 その後、表彰式が行われ、環境保全功労者知事表彰では、長年の活動を通じて、地域の環境の保全と創造に顕著な功績のあった個人3名と10団体が表彰されました。続いて、兵庫県環境にやさしい事業者賞では、環境保全・創造活動や環境学習の取組、環境にやさしい商品の製造、販売、サービスの提供など、環境に配慮した事業活動を展開している2事業者が表彰されました。

 表彰式に引き続き、大阪大学大学院工学研究科 准教授の山口 容平氏を講師に迎え、「低炭素社会のライフスタイル」をテーマに講演を行いました。

 

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環境保全功労者知事表彰              環境にやさしい事業者賞