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「地球と共生・環境の集い2016」の開催

   平成28年6月5日の「環境の日」に先立ち、6月3日、兵庫県公館において「地球と共生・環境の集い2016」を開催しました。

   私たちを取り巻く環境問題が、ますます多様化・複雑化する中、将来世代に兵庫の美しい環境を引き継いでいくため、兵庫県では、環境の保全と創造の取組が、社会のあり方やしくみを先導し変えていく役割を担う「環境先導社会」の構築を目指しており、県民、事業者、地域団体やNPO、行政など約300名の方々が集い、県民一人ひとりの地球環境問題に対する正しい理解と、幅広い連携による環境行動を呼びかけました。

   開会では、井戸知事から、昨年12月に合意された「パリ協定」について、産業革命前からの気温上昇を2度に抑える(努力目標1.5度)という非常に長期的な目標が設定され、今後、兵庫県でも、国の温室効果ガス削減目標を上回る目標を設定し、地球温暖化防止対策を進めていく必要があること、また、兵庫県が関係府県等とともに提案し昨年10月に改正された瀬戸内海環境保全特別措置法に基づき、豊かで美しい瀬戸内海の再生に向けて取組を進めていくため、みなさんにご協力をお願いしたいとの挨拶がありました。

   その後、表彰式が行われ、環境保全功労者知事表彰では、長年の活動を通じて、地域の環境の保全と創造に顕著な功績のあった個人5名と8団体が表彰されました。続いて、兵庫県環境にやさしい事業者賞では、環境保全・創造活動や環境学習の取組、環境にやさしい商品の製造、販売、サービスの提供など、環境に配慮した事業活動を展開している4事業者が表彰されました。

   表彰式に引き続き、NPO法人こども環境活動支援協会 理事の小川 雅由氏を講師に迎え、「地域における環境保全・創造活動の担い手とは」をテーマに講演を行いました。 

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環境保全功労者知事表彰

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兵庫県環境にやさしい事業者賞