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相生湾自然再生学習会議の干潟の創出活動レポート

相生湾自然再生学習会議の活動レポート

本県のブルーカーボン生態系の再生・創出支援事業に採択された「相生湾自然再生学習会議」では、相生市鉄砲山海岸での干潟創出と、兵庫県レッドデータブックAランクの絶滅危惧種である塩性植物シバナの保全・保護活動を行いました。

干潟創出の背景 

近年の台風などにより、相生市鉄砲山海岸の干潟の砂が流出し、そこに自生するシバナの存在も危ぶまれていました。そこで、本事業を活用して、干潟の創出と保全、そしてシバナの保護活動を行うことになりました。

砂の調達と運搬

干潟に使う砂は、相生市が管理する調整池に溜まったものを活用しました。まず、夏に土嚢袋に土砂を入れる作業を相生高校の生徒が協力して行い、約1300個の土嚢袋を用意しました。

干潟までの運搬作業

土嚢袋を鉄砲山海岸の干潟まで運ぶ作業は、相生湾自然再生学習会議、相生市と兵庫県の職員が協力して行いました。

 

 

環境学習としての干潟創出 

干潟の創出活動は、那波中学校の生徒たちが環境学習の一環として行いました。翌日には、那波中学校の生徒たちが創出した干潟に、那波小学校の児童たちがシバナを植える活動を行いました。