兵庫県環境基本計画及び生物多様性ひょうご戦略の改定に向けて、2050年に社会の中心を担う将来世代をはじめとする幅広い県民の意見を取り込む取組の一つとして、「ひょうご環境未来会議」を開催しました。
豊岡(6月1日)、神戸(6月8日)、姫路(6月15日)の3会場で、「脱炭素」「自然共生」「資源循環」の各テーマでグループに分かれ、2050年のあるべき姿や実施すべき対策等について意見交換しました。
会議では、「仮想将来人」になりきって、将来世代の視点から現在の政策を考察する手法(フューチャーデザイン)を用いることで、長期的な視点から議論が展開され、環境学習の時間を義務教育段階から継続的に確保することや、学校での教育と企業による投資促進、そしてそれらを行政がマッチングさせることが必要といった活発な意見交換が行われました。
なお、本会議で出た意見は、7月25日に開催された兵庫県環境審議会に提示されました。
兵庫県環境審議会総合部会環境基本計画検討小委員会(第4回) 資料2 P1~2
https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/others/leg_283/leg_485
兵庫県環境審議会自然環境部会(第4回) 資料 P57
https://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/jp/others/leg_283/leg_489
(豊岡会場) (神戸会場)
(姫路会場)
[協力](公財)地球環境戦略研究機関(IGES)関西研究センター [協力(学術指導)]大阪大学大学院工学研究科 原圭史郎教授