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外因性内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)に係る環境調査の状況

1  大気
 6地点において、PCB、ヘキサクロロベンゼンの2物質について調査を実施し、両物質とも全地点において検出された。環境省調査結果と比べると、両物質とも低い値となっている。(下表のとおり、個別の調査結果は表26
物 質 名 測定結果 環境省調査結果 単位
PCB 夏季 0.043 〜 0.27 0.044 〜 2.1 ng/m3
冬季 0.028 〜 0.16
ヘキサクロロベンゼン 夏季 0.10 〜 0.16 0.013 〜 3.5 ng/m3
冬季 0.064 〜 0.13

2  水質及び底質
16河川の16地点で水質・底質調査を行った。調査対象物質は、PCB、ノニルフェノール、4−t−オクチルフェノール、ビスフェノールA、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジ−n−ブチル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシルの8物質である。(下表のとおり、個別の調査結果は表27
(1) 水質
PCB、ビスフェノールAの2物質が検出されたが、いずれも環境省調査結果の範囲内であった。ノニルフェノール等6物質については、すべて定量限界未満であった。
(2) 底質
PCB、ビスフェノールA、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル等5物質が検出されたが、いずれも環境省調査結果の範囲内であった。ノニルフェノール等3物質については、すべて定量限界未満であった。
  水 質 (μg/l ) 底 質 (mg/kg-dry)
物質名 測定結果 環境省調査結果 測定結果 環境省調査結果
PCB 0.0002〜0.015 <0.000002〜0.22 0.00013 〜 0.14 <0.000005 〜 2.2
ノニルフェノール <0.1 <0.1〜21 <0.05 <0.05〜12
4−t−オクチルフェノール <0.01 <0.01〜13 <0.005 <0.005〜 0.17
ビスフェノールA <0.01〜0.15 <0.01〜19 <0.005〜0.018 <0.005 〜 0.35
フタル酸ジ−2−エチルヘキシル <0.5 <0.5〜9.9 <0.025〜0.36 <0.025 〜 210
フタル酸ブチルベンジル <0.2 <0.2 <0.010〜0.047 <0.010 〜 1.4
フタル酸ジ−n−ブチル <0.5 <0.5〜16 <0.025〜0.43 <0.025 〜 2.0
アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル <0.2 <0.2〜1.8 <0.010 <0.010 〜 0.066



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