ダイオキシン類に係る環境調査の状況

ダイオキシン類に係る環境調査の状況

1　大気

　年4回の18地点別年平均値で見ると、その濃度範囲は 0.015～0.086（全平均値 0.049 ）pg-TEQ /ｍ^３で、ダイオキシン類に係る大気環境基準（年平均 0.6 pg-TEQ /ｍ^３）をすべての地点で達成している。　（表20）　

2　水質及び底質

(1)	水質
	河川では26地点で調査した結果、濃度範囲は0.065～0.55pg-TEQ/L、海域では13地点で調査した結果、濃度範囲は0.065～0.17pg-TEQ/L、湖沼では3地点で調査した結果、濃度範囲は0.094～0.15pg-TEQ/Lであり、すべての地点でダイオキシン類に係る水質環境基準（年平均１pg-TEQ/L）を達成している。（表21、表22、表23）
(2)	底質
	河川では26地点で調査した結果、濃度範囲は0.39～91pg-TEQ/g、湖沼では3地点で調査した結果、濃度範囲は7～14pg-TEQ/g、海域では13地点で調査した結果、濃度範囲は0.88～27pg-TEQ/gであり、すべての地点でダイオキシン類に係る底質環境基準（150pg-TEQ/ｇ）を達成している。（表21、表22、表23）

3　地下水

　6地点で調査した結果、濃度範囲は0.040～0.082pg-TEQ/Lで、すべての地点でダイオキシン類に係る水質環境基準（年平均１pg-TEQ/L）を達成している。　（表24）

4　土壌

　　20地点で調査した結果、濃度範囲は0.0016～6.9pg-TEQ/gで、すべての地点でダイオキシン類に係る土壌環境基準（1,000pg-TEQ/g）を達成している。　（表25）