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尼崎の森中央緑地の自然共生サイトの認定決定

2023年10月6日

担当部署名/環境部自然鳥獣共生課自然環境保全班  直通電話/078-362-3318(内線3531)

1 概要
令和4年12月に開催されたCOP15での国際目標「30by30(陸域と海域の30%以上を保全)」に基づき、環境省が令和5年度に、生物多様性に貢献する地域「自然共生サイト」の認定制度を創設しました。令和5年度前期認定に申請していた県内8カ所が自然共生サイトとして認定されることになり、県施設としては「尼崎の森中央緑地」が認定されます。なお、10月25日付けで認定され、同日認定証授与式が開催される予定です。

2 県内の認定状況
・令和5年度前期認定カ所数 全国122カ所
うち県内8カ所(行政3カ所、個人・民間等5カ所)

1.エスペックバンビの里 所在地:神戸市北区 申請者:エスペック株式会社
2.神戸の里山林・棚田・ため池 所在地:神戸市北区 申請者:神戸市
3.ブランチ神戸学園都市チガヤ群落 所在地:神戸市 申請者:大和リース株式会社
4.兵庫県立尼崎の森中央緑地 所在地:尼崎市 申請者:兵庫県
5.コウノトリ育む祥雲寺水田 所在地:豊岡市 申請者:兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科・農事組合法人コウノトリの郷営農組合
6.コウノトリ育む中筋の里地里山 所在地:豊岡市 申請者:豊岡市
7.サントリー天然水の森ひょうご西脇門柳山 所在地:西脇市 申請者:サントリーホールディングス株式会社
8.細尾の棚田、池沼植物群落 所在地:宝塚市 申請者:今住悦昌

(「尼崎の森中央緑地」申請時のPRポイント)
・尼崎21世紀の森構想に基づき、工場跡地で植物がほとんど見られない場所でゼロからスタートした森づくり。
・市民団体や地元企業などと協力し、六甲山系や武庫川水系、猪名川水系など、地域の在来種から種子を採取し、育てた苗木で植樹活動を行う先進的な取組を実施。
・学識者の指導・助言に基づき、森づくり当初から動植物の詳細な生態調査を実施。
・森づくり開始から17年間で、131種、約10万本の苗木を植栽。様々な鳥類や昆虫類の生息につながっている。
・創出した森でありながら、環境学習や自然観察、間伐体験など、里山林で実施しているような、様々な自然体験のできる貴重な場所に育っている。

詳細は以下をご覧下さい。
後日「ひょうごの環境」HPに自然共生サイトの紹介ページを掲載予定です。