兵庫県栄養塩類管理計画(案)の答申をいただきました
~豊かで美しい里海再生への第一歩~
かつて、「瀕死の海」と呼ばれた瀬戸内海は、厳しい排水規制のもと大きく水質が改善しましたが、一方で、本県の海域では、ノリの色落ちや漁獲量の減少など新たな課題が生じており、その要因の一つとして、栄養塩類(全窒素及び全りん)の濃度低下が指摘されています。
そこで、本県では栄養塩類供給を計画的に実施し、豊かで美しい里海の再生を早期に実現するための第一歩として、兵庫県栄養塩類管理計画の策定を進めています。
令和3年9月から環境審議会水環境部会(藤田正憲部会長)にて、6回にわたり審議をいただき、令和4年6月14日に計画案をとりまとめていただきました。同日、手交式を開催し、環境審議会(鈴木胖会長)から答申をいただきました。
鈴木胖会長(中央)と藤田正憲部会長(右)から答申を受け取る菅環境部長(左)