● 現況調査の結果
(1) 現況調査の方法等
調査項目 | 調査期間及び頻度 | 調査地域 |
調査方法 |
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道路交通振動 | 平日1日: 平成13年3月21日(水)〜22日(木) 休日1日: 平成13年7月29日(日) |
主要地方道福良江井岩屋線の道路端1地点 (現況調査地点位置図はここをクリック!) |
JIS Z 8735 「振動レベル測定方法」等に準拠した現地調査を行った。 |
(2) 調査結果
調査日 | 調査地点 | 調査結果 | |
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昼間 | 夜間 | ||
3月(平日) | 道路端 | 30(30未満〜33) | 30未満(30未満〜30未満) |
7月(休日) | 道路端 | 30(30未満〜31) | 30未満(30未満〜30未満) |
〔備考〕昼間:午前8時〜午後19時,夜間:午後19時〜翌日午前8時 |
● 環境保全目標
評価項目 | 環境保全目標 | |||
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工事中の土地造成工事に伴う影響 | 大部分の地域住民が日常生活において支障がないこと。 | |||
工事中の建設資材運搬車両等の走行に伴う影響 | 大部分の地域住民が日常生活において支障がないこと。 | |||
供用後の自動車の走行に伴う影響 | 大部分の地域住民が日常生活において支障がないこと。 なお、以下の値でもって評価を行った。 人が振動を感じ始めるとされる閾値(55dB)以下。 |
●
環境に及ぼす影響の予測及び評価
(1) 予測の方法等
予測項目 | 予測の 対象時期 |
予測地域 | 予測方法 |
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工事中の土地造成工事に伴う影響 | 造成工事の最盛期 | 造成区域に近接する民家 | 主として造成工事に伴う建設作業振動について、環境保全措置を検討し、最近接民家に及ぼす影響を定性的に予測した。 |
工事中の建設資材運搬車両等の走行に伴う影響 | 資材搬入車両等の台数が最大となる時期 | 事業計画に基づき環境保全措置を検討し、沿道環境への影響を定性的に予測した。 | |
供用後の自動車の走行に伴う影響 | 公園施設の供用開始後 | 主要地方道福良江井岩屋線の道路端 (予測地点位置図はここをクリック!) |
来場者等の自動車の走行による道路交通振動について、道路端における影響を「道路交通振動の予測式」(土木技術資料)を基本とする振動伝搬モデルで定量的に予測した。 |
(2) 予測結果
予測項目 | 予測結果 | ||||||||||||
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工事中の土地造成工事に伴う影響 | 本事業の造成区域から最も近接する民家までの距離が十分確保されていることなどから、建設作業騒音の影響は小さいものと予測される。 | ||||||||||||
工事中の建設資材運搬車両等の走行に伴う影響 | 建設資材運搬車両等の交通量は、最大で約60台/日程度と少なく、一般車両の交通量と比べて1.8%程度であり、影響は小さいものと予測される。 | ||||||||||||
供用後の自動車の走行に伴う影響 | 道路交通振動の昼間1)の予測結果(L10)を以下に示す。
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〔備考〕1)昼間:午前8時〜午後7時 |
(3) 評価結果
評価項目 | 評価結果 | |||
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工事中の土地造成工事に伴う影響 | 予測結果から環境保全目標を満足するものと考えられる。 | |||
工事中の建設資材運搬車両等の走行に伴う影響 | 予測結果から環境保全目標を満足するものと考えられる。 | |||
供用後の自動車の走行に伴う影響 | 予測結果が平日及び休日ともに環境保全目標値を下回っていることから、環境保全目標を満足する。 |