● 事前調査の結果 (事前調査地点位置図はここをクリック!)
計画区域近傍の長谷川において実施した流量及び水質の現地調査結果と計画区域近傍にある長谷川(河川表層)の上水水質測定結果(抜粋)の測定結果を以下に示す。 |
調査項目 | 上 流 | 下 流 | 環境基準1) | ||
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平均 | 最小〜最大 | 平均 | 最小〜最大 | A類型 | |
流量 (m3/日) | 156 | 3〜296 | 623 | 47〜1,290 | − |
pH (−) | − | 7.2〜9.0* | − | 7.6〜8.1 | 6.5〜8.5 |
BOD (mg/l) | 0.6 | 0.5未満〜1.5 | 0.5 | 0.5未満〜0.5 | 2以下 |
SS (mg/l) | 3 | 1未満〜9 | 2 | 1未満〜7 | 25以下 |
DO (mg/l) | 9.2 | 7.0*〜11 | 9.5 | 7.6〜11 | 7.5以上 |
大腸菌群数 (MPN/100ml) | 10,000* | 170〜54,000* | 9,600* | 130〜54,000* | 1,000以下 |
調査項目 | 調査結果 | 基準値 |
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一般細菌(個/ml) | 6,600* | 100 以下 |
大腸菌群(個/100ml) | 17,000* | 検出されないこと |
カドミウム(mg/l) | 0.001未満 | 0.01 以下 |
水銀(mg/l) | 0.00005未満 | 0.0005 以下 |
ふっ素(mg/l) | 0.23 | 0.8 以下 |
鉄(mg/l) | 0.1 | 0.3 以下 |
マンガン(mg/l) | 0.058* | 0.05 以下 |
過マンガン酸カリウム消費量(mg/l) | 3.7 | 10 以下 |
硬度(カルシウム、マグネシウム等)(mg/l) | 84 | 300 以下 |
pH(−) | 7.6 | 5.8 〜 8.6 |
臭気(−) | 微藻臭* | 異常でないこと |
濁度(度) | 0.7 | 2 以下 |
〔備考〕1.調査日:平成12年8月23日
2.基準値は「水質基準に関する省令」(平成4年12月21日厚生省令第69号)による。
3.*は基準値を満たしていないことを示す。
〔出典〕 淡路町水道温泉課資料により作成。
● 現況調査の方法等
環境要素 | 調査項目 | 調査期間 及び頻度 |
調査地域 (現況調査計画地点位置図はここをクリック!) |
調査方法 |
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水象 | 河川流量 | 河川流量:毎月1回(計12回) | 河川:長谷川2か所、片谷川1か所、藤八川1か所、計4か所 ため池:長谷池、茂谷池各1か所、計2か所 |
流量:JIS K 0094 8.3に準拠した現地調査を行う。 |
水質 | 人の健康の保護に関する項目(カドミウム、全シアン等26項目) | 7月に1回 | 水質調査方法、環境庁告示等に準拠した現地調査を行う。 | |
生活環境の保全に関する項目等 (pH,BOD,SS,DO,大腸菌群数,全窒素,全燐) |
河川:毎月1回 (計12回) ため池:四季各1回(計4回) |
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● 予測の方法等
環境要素 | 予測項目 | 予測の対象時期 | 予測地域 (予測計画地点位置図はここをクリック!) |
予測方法 |
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水象 | 流況変化 | 造成工事の最盛期 | 長谷川、片谷川及び藤八川 | 事業計画に基づき、裸地の出現による影響について定性的に予測する。 |
水質 | 濁水 | 造成工事の最盛期 | 長谷川中流の上水取水口付近、片谷川及び藤八川 | 事業計画に基づき、濁水等の流出防止対策を検討し、定量的に予測する。 |
有機汚濁等 | 公園施設の供用開始後 | 公園管理作業に伴う施肥や農薬散布による影響について、環境保全対策を検討するとともに、下流域に及ぼす影響を定性的に予測する。 | ||
有害物質(農薬) |