● 事前調査の結果        (事前調査地点位置図はここをクリック!)

(1) 気 象      
 計画区域周辺の淡路町岩屋モニタリングボックスにおける風配図と計画区域に近い気象観測所である神戸海洋気象台、洲本測候所、明石地域気象観測所及び郡家地域気象観測所の各観測所における観測結果を示す。   (気象の事前調査結果はここをクリック!)

(2) 大気質
 一般環境大気については、洲本市役所と淡路町の港池公園で測定が行われているほか、平成10年度には淡路町岩屋モニタリングボックスにより測定が行われている。また、自動車排出ガスについては、洲本市納(国道28号)及び津名町大谷(国道28号)で測定が行われている。
 浮遊粒子状物質と二酸化窒素の測定結果を以下に示す。

(浮遊粒子状物質)
測定局等 測定期間 年平均値等1)
(mg/m3)
日平均値の2%除外値
(mg/m3)
1時間値の
最高値
(mg/m3)
1時間値が0.20mg/m3を超えた時間数 日平均値が0.10mg/m3を超えた日数
一般環境大気 洲本市役所 平成7年度
 〜平成11年度
 (1年間)
0.026〜 
  0.033
0.056〜 
 0.077
0.181〜 
 0.322
0〜2 0〜1

港池公園

平成8年度
 〜平成11年度
(9〜45日間)
0.012〜 
  0.033
淡路町岩屋

平成10年度
(1年間)

0.018 0.062 0.163 0 0
自動車排出ガス 洲本市納:国道28号 平成7年度
 〜平成11年度
(9〜12日間)
0.016〜 
  0.033
津名町
大谷:
国道28号
平成7年度
〜平成11年度2)
(9〜10日間)
0.018〜 
  0.046
環境基準 1時間値の1日平均値が0.10r/m3以下であり、
かつ、1時間値が 0.20r/m3以下であること。

〔備考〕1)洲本市役所及び淡路町岩屋は年平均値、港池公園、洲本市納及び津名町大谷は測定期間内
     の平均値

    2)平成8年度は実施されていない。
〔出典〕「平成8年〜12年度版 環境白書」(兵庫県、平成9年〜12年)

(二酸化窒素)
測定局等 測定期間 年平均値等1)
(ppm)
日平均値の
年間98%値
(ppm)
1時間値の最高値
(ppm)
一般環境大気 洲本市役所 平成7年度
   〜平成11年度
  (1年間)
0.014〜  
    0.017
0.031〜 
    0.045
 0.076〜
     0.156

港池公園

平成8年度
   〜平成11年度
 (9〜45日間)
0.016〜  
    0.024
淡路町岩屋

平成10年度
(1年間)

0.020 0.042 0.095
自動車排出ガス 洲本市納:
国道28号
平成7年度
   〜平成11年度
 (9〜12日間)
0.012〜  
    0.019
津名町大谷:
国道28号
平成7年度
  〜平成11年度2)
 (9〜10日間)
0.018〜  
    0.023
環境基準 1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること。

〔備考〕1)洲本市役所及び淡路町岩屋は年平均値、港池公園、洲本市納及び津名町大谷は測定期間内
     の平均値
    2)平成8年度は実施されていない。
〔出典〕「平成8年〜12年度版 環境白書」(兵庫県、平成9年〜12年)

● 現況調査の方法等

調査項目 調査期間
及び頻度
調査地域
(現況調査計画地点位置図はここをクリック!)
調査方法
気 象 風向、風速 1年間 淡路町岩屋
 兵庫県環境局が実施している淡路町岩屋のモニタリングボックスによる風向・風速及び一般環境大気の既存調査資料の収集・整理により行う。
大気質 窒素酸化物
浮遊粒子状物質


● 予測の方法等

予測項目 予測の対象時期 予測地域
(予測計画地点位置図はここをクリック!)
予測方法
工事中の粉じんの発生 造成工事の最盛期 計画区域周辺
 主として造成工事に伴う粉じんについて、降下ばいじん量を予測する。
工事中の沿道環境大気質 資材搬入車両等の台数が最大となる時期  事業計画に基づき環境保全対策を検討し、沿道環境への影響を定性的に予測する。
供用後の沿道環境大気質
(二酸化窒素)
(浮遊粒子状物質)
公園施設の供用開始後 主要地方道福良江井岩屋線の道路端及び近接する民家  来場者等の自動車の走行による沿道環境大気質について、道路端及び最近接民家に及ぼす影響をパフ式、プルーム式を基本とする大気拡散モデルで定量的に予測する。