病院及び警察は、外部要因に業務が左右されやすい等、業務の特殊性を有しています。そのため、計画の取組項目及び目標を以下の考え方により定めるとともに、第4章、第5章に加え、以下の取組及び推進方策を実施します。
(1)計画の取組項目及び数値目標 @ 温室効果ガス排出量の削減 病院は、熱使用量が多いこと等からエネルギー消費が多く、また医療・検査用機器が増加しているなど、患者サービス向上の観点からの温室効果ガス排出量増加要因が多く存在しています。そこで医療サービスの質の維持に支障のない範囲で、様々な追加的な取組を行い、排出量削減に努めます。 数値目標として、県全体の温室効果ガス総排出量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比6.8%以上削減)の達成に取り組みます。
A 廃棄物の削減、リサイクルの徹底 3Rの取組を推進するとともに、医療廃棄物の適切な処理を引き続き行います。病院では、清掃委託業者が、施設内の廃棄物の収集を担当することが多いことから、業者へのリサイクル実施等の指導を徹底し、全体としての廃棄物の削減を達成します。 数値目標として、県全体のごみ排出量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比10%以上削減)の達成に取り組みます。
B 省資源の推進 病院での資源の消費量は、患者数等、外的要因に左右される面がありますが、業務に支障のない範囲で可能な限り資源の節約に努めます。
(ア) コピー用紙使用量の削減 きめ細かなインフォームドコンセント等、患者サービスの向上を図ると共に、診療報酬体系に基づく収益を確保するため、患者一人ひとりに対する医療を充実させていることから、大幅な削減は困難な状況にありますが、できる限り両面コピーや縮小印刷機能(1枚に複数頁印刷できる機能)の活用を徹底することで、削減を目指します。 数値目標として、県全体のコピー用紙使用量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比10%以上削減)の達成に取り組みます。
(イ) 水使用量の削減 病棟、検査、給食等、患者対応部門の水使用量が多く、外部要因に左右されやすい事情がありますが、患者等への普及啓発を含めできる限り節水に努めます。 数値目標として、県全体の水使用量の削減目標(平成21(2009)年度から増加させない(単位面積当たり))の達成に取り組みます。 C グリーン調達の推進 環境への負荷の小さい物品等を調達するグリーン調達に取り組みます。医療機器に関する環境配慮製品リストが存在しないことから、共通の取組方針、数値目標としますが、当該製品リストが定められた場合は、医療機器に関するグリーン調達にも取り組みます。
(2)取組内容 病院では、第4章の取組に加え、次に掲げる取組など、業務の特殊性を踏まえた追加的な取組を行うこととします。
(3)推進方法 平成15年度に導入した環境マネジメントシステムを活用し、第5章の推進体制、方法により取組を進めます。 ただし、病院の特殊事情を踏まえた進捗管理を行うため、以下のことを実施します。
(ア) 特殊事情を踏まえた要因分析 病院局長及び環境率先行動推進員は、半期毎の進捗状況取りまとめ時に、業務の特殊性が取組の進捗に与えた影響、追加的な取組の効果等について、分析・評価を行い、その結果を、対応方針とともに環境マネジメント会議事務局に報告します。 また、年に一度の計画見直し時には、これら分析・評価、対応方針をもとに、追加の取組の要否を検討します。
(イ) 個別の進捗報告 環境適合型社会形成推進会議における進捗報告では、病院の進捗状況は、他の部局とは別に報告します。 (1)計画の取組項目及び数値目標 @ 温室効果ガス排出量の削減 警察は、犯罪防止のための交番増設、捜査本部設置数増加等、外部環境に由来するエネルギー消費増加要因が存在します。こうした中、警ら時等におけるこまめな省エネの取組等を徹底することで、温室効果ガス排出量削減に努めます。 数値目標として、県全体の温室効果ガス総排出量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比6.8%以上削減)の達成に取り組みます。
A 廃棄物の削減、リサイクルの徹底 3Rの取組を推進します。警察は、機密書類が多く可燃ごみとして処理されることが多いのが現状ですが、機密書類のリサイクル技術の進展等を踏まえ、溶融処理、シュレッダーごみのリサイクル等に努めます。 数値目標として、県全体のごみ排出量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比10%以上削減)の達成に取り組みます。
B 省資源の推進 警察での資源の消費量は、警備、事件・事故発生数等、外的要因に左右される面がありますが、可能な限り資源の節約に努めます。
(ア) コピー用紙使用量の削減 他機関との関係上、両面コピーが困難な書類が存在しますが、それ以外の書類の両面コピーを徹底します。また、可能な限り、縮小印刷(1枚に複数頁印刷できる機能)を活用します。 数値目標として、県全体のコピー用紙使用量の削減目標(平成27(2015)年度に平成21(2009)年度比10%以上削減)の達成に取り組みます。
(イ) 水使用量の削減 留置人員の増加等、外部要因に左右されやすい事情がありますが、節水行動の徹底により削減に努めます。 数値目標として、県全体の水使用量の削減目標(平成21(2009)年度から増加させない(単位面積当たり))の達成に取り組みます。
C グリーン調達の推進 環境への負荷の小さい物品等を調達するグリーン調達に取り組みます。ただし、警察業務に必要な車両については例外とします。
(2)取組内容 警察では、第4章の取組に加え、次に掲げる取組など、業務の特殊性を踏まえた追加的な取組を行うこととします。
(3)推進方法 第5章に示す推進体制を踏まえ、以下の方法により取組を進めます。 ただし、警察の特殊事情を踏まえた進捗管理を行うため、以下のことを実施します。
(ア) 特殊事情を踏まえた要因分析 県警総務部長及び環境率先行動推進員は、半期毎の進捗状況取りまとめ時に状況業務の特殊性が取組の進捗に与えた影響、追加的な取組の効果等について、分析・評価を行い、その結果を、対応方針とともに環境マネジメント会議事務局に報告します。 また、年に一度の計画見直し時には、これら分析・評価、対応方針をもとに、追加の取組の要否を検討します。
(イ) 個別の進捗報告 環境適合型社会形成推進会議における進捗報告では、警察の進捗状況は、他の部局とは別に報告します。
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