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■ 予測及び評価結果並びに環境保全措置の検討
コウモリ類やホトトギス、オオルリ等の鳥類、サシバ、カバフキシタバ、ゲンゴロウ、クワカミキリが影響を受ける可能性があると考えられることから、環境保全措置としてコウモリ類・鳥類には自動車よりも高い高度で横断できるような誘導植栽、サシバには繁殖行動の阻害の回避、カバフキシタバ、ゲンゴロウ、クワカミキリには誘虫性の低い道路照明の採用を行い、影響の低減に努めます。
なお、サシバについては専門家の指導・助言を得て適切な環境保全措置を講じるとともに、繁殖状況について事後調査を行います。 |
■ 採用する環境保全措置
- コウモリ類及び鳥類の横断誘導
- サシバの繁殖行動の阻害の回避
- 道路照明に誘引される可能性のある昆虫類(カバフキシタバ、ゲンゴロウ、クワカミキリ)に対する道路照明対策
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■ その他
豊岡市域においてコウノトリの保護・増殖事業が進められており、平成17年9月24日に試験放鳥が開始されたことから、放鳥後の生息の状況に応じ専門家の指導・助言を得て調査及び対策の必要性について検討を行います。
また、計画路線周辺にはサシバに加え、オオタカ、クマタカ及びハヤブサの営巣地が多数確認されていることから、専門家の指導・助言を得ながら、必要に応じて工事着手前、工事中及び供用開始後にこれらの繁殖状況等を調査し、これらの繁殖に影響が生じるおそれがある場合、生息環境への影響の回避・低減方法について十分検討し、営巣期の工事中断を含め各段階において適切な措置を講じます。
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