記 者 発 表( 資 料 配 付 )

月/日(曜)

担 当 課 ( 室 )
係  名

TEL

発表者名
(担当係長名)

その他の配布先

5/22(水)

県民生活部環境局環境影響評価室

内線3331

福智 学
(鷲見 健二)

但馬県民局

北近畿豊岡自動車道(豊岡南〜八鹿)に係る環境影響評価方法書に対する知事意見について

 標記事業の環境影響評価方法書について、環境影響評価法に基づいて下記のとおり知事の審査意見書を作成し、本日、環境影響評価実施者である都市計画決定権者兵庫県(代表者:兵庫県知事)に送付しました。
 この知事意見は環境影響評価審査会(会長:藤井正美 前神戸学院大学教授)から平成14年5月17日に受けた答申等を勘案して作成したものです。
  環境影響評価方法書:事業計画の詳細を定める前に作成する図書であり、事業の概要のほか、環境影響評価の  対象となる地域の範囲や予測すべき項目、手法等環境影響評価の実施計画を記載したもの

1 知事意見の概要

  (1) 全体的事項
 豊岡南から八鹿町の自然豊かな地域で実施されることから、当該地域特性に配慮し、環境保全(環境影響の回避、低減)の観点から、ルート、道路構造や環境保全措置を検討すること。
(2) 個別的事項
ア 大気環境
インターチェンジ等特殊部の予測は、面的広がりを考慮した予測を行うこと。
 騒音については、必要に応じて、高さ方向や主要な眺望点・人と自然との触れ合いの活動の場についても予測を行うこと。
イ 水・土壌環境
工事中の水の濁りについては、仮設沈砂池等の具体的な低減策に基づく予測を実施すること。
コンクリート打設工や凍結防止剤等による水の汚れについても予測を行うこと。
ウ 生物環境
地域特性に応じて、調査区域を拡大すること。貴重な動植物が確認された場合は詳細な調査・予測を実施すること。
猛禽類については、特に詳細に調査等を実施すること。
生態系の把握を念頭に置いて、調査を実施すること。
エ その他
身近な生活空間についても、景観の調査・予測を行うこと。
建設発生土や廃棄物については、必要に応じて、定量的な予測を行うこと。

2 今後の予定

   環境影響評価実施者は知事意見を踏まえ調査を実施し、予測・評価等を行った後、環境影響評価準備書を作成することとなります。
 ※)知事意見本文はここをクリックしてご覧ください。(審査会答申はこちらへ)

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