記 者 発 表( 資 料 配 付 )

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担 当 課 ( 室 )
係  名

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発表者名
(担当係長名)

その他の配布先

7/24(火)

県民生活部環境局環境政策課 環境影響評価室

内線3331

福智 学
(勝野聡一郎)

淡路県民局

あわじ石の寝屋緑地に係る環境影響評価概要書に対する知事意見について

 標記事業の環境影響評価概要書について、環境影響評価に関する条例に基づいて知事の審査意見書(第1次審査意見書)を作成し、平成13年7月19日、環境影響評価実施者である都市計画決定権者兵庫県(代表者兵庫県知事)に送付しました。
 この知事意見は環境影響評価審査会(会長:藤井正美 前神戸学院大学教授)から平成13年7月13日に受けた答申等を勘案して作成したものです。
 知事意見においては、当該事業計画地は自然環境が豊かな地域にあることから、特に現況調査の実施にあたっては、動植物等自然環境の把握を適切に行うよう求めています。
 ※ 環境影響評価概要書とは、環境影響評価を実施するにあたり、調査、予測、評価すべき項目、方法及び範囲の案を記載した書面のことである。
 知事意見の主な個別的事項は以下のとおり。

1 水質汚濁

   工事に伴う濁水の予測については、淡路町の上水取水口がある長谷川及び展望拠点施設等の流域河川においては適切に実施すること。
2 動植物
   調査については、調査区域全体を適切な密度で行い、改変により影響を受ける部分を重点的に行ったうえで、調査箇所ごとに出現種の整理を行うこと。
3 生態系
   動植物の調査結果をもとに、ミティゲーション手法に基づいた適切な措置を講じるとともに土地利用計画等事業計画に反映させることが望ましい。
4 景観
   予測については、明石海峡大橋利用者の視点等を考慮し、淡路島の入口部として多面的に景観を検討することが望ましい。
 なお、今後、環境影響評価実施者は審査意見を踏まえ調査を実施し、予測・評価等を行った後、環境影響評価準備書を作成し知事に提出することとなります。知事は提出された準備書を公衆の縦覧に供するとともに住民意見を募集し、環境影響評価審査会に諮問することになります。
 ※)知事意見本文はここをクリックしてご覧ください。(審査会答申はこちらへ)

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