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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の発見について(今年度2例目)

2023年7月14日

担当部署名/環境部自然鳥獣共生課自然環境保全班  直通電話/078-362-3389(内線3326)

サクラなど主にバラ科の樹木を加害する特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の成虫2頭が神戸市西区の民有地で発見されました。
本県では、昨年度来、明石・芦屋・神戸市内の街路樹や公園樹で、成虫やフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が確認されており、成虫は今年度2例目※の発見になります。
※今年度1例目(R5.6.20)
 芦屋市内で予め防除ネットで被覆していたサクラの木のネット内で成虫1頭を捕殺

(参考)特定外来生物とは・・・
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)に基づき、生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来生物として環境省が指定した生物。指定されると、原則として、飼養、栽培、保管等が禁止され、防除の対象。このため、生きたまま持ち運ぶことは禁止。

1 発見時の状況 
(1)発見日時 令和5年7月12日(水曜日)
(2)発見場所 神戸市西区の民有地
(3)発見内容 成虫2頭(オス1頭、メス1頭)
※県民が発見・捕殺し、県に通報

2 本県の対応
周辺の現地調査を進めるとともに、成虫やフラスを発見した場合は、関係機関や専門家と連携して、樹木への薬剤注入や防除ネットによる被覆など、必要な対策を講じていきます。

3 県民の皆さんへのお願い
現在、クビアカツヤカミキリは成虫が活動するシーズンに入っています。
県内での被害を防止するには、何よりも早期発見・早期防除が重要です。県民の皆様には、クビアカツヤカミキリや疑わしいフラスを発見した場合、県または地元自治体窓口への通報にご協力をよろしくお願いします。

《できればメールで》
  ・成虫、フラスの発見日時・発見場所・発見時の状況を連絡してください。
  ・できれば写真を撮影して提供願います。
 ・成虫を捕まえた場合は、その場で殺処分してください。
  ・死んでいる個体でも、見つけた場合は連絡をお願いします。
 
《県の通報先》
  兵庫県環境部自然鳥獣共生課 
  shizenchoujuu@pref.hyogo.lg.jp
 電話 078-362-3389