但馬松島をめぐるみち

●コースの概要

 応挙寺とも呼ばれる大乗寺を発ち集落の中へ足を向ける。一つ目の十字路を右に折れ、板壁のまちなみをしばらく歩く。左手に矢田川の堤防が見えたらそちらへ進み、階段を上って堤防天端の道に出る。しばらく堤防を下流に向かって歩いた後、油良橋を渡り更に下流へと進む。

 

 香住浜が目に入ると同時に踏切と国道にあたる。そこを渡ってまた下流へと進むと次第に漁港らしいまちなみとなる。そのまま海沿いに歩いていくと、ようやく香住漁港の展望が広がり日本海の香りが漂ってくる。

 

 すぐ近くの岩場付近には、古浜坂湖の湖底にできた波の跡がそのまま化石になったとされる蓮痕化石が露出しており、解説標識や四阿が設置されている。ここからしばらくは見晴らしの良い道を三田浜園地に向かって歩く。

 

 近くに弁天島、松島をはじめとする大小の島々が見え、少し離れた白石島なども見える。三田浜園地は澄んだ美しい小さな入り江で、夏は海水浴場やキャンプ場として賑わう。

 

 製塩土器出土地でもあり三田浜甘露水と呼ばれる湧き水もある。穏やかな砂浜から離れ少しだけ足を進めると、荒波が創り出した断崖と広大な日本海を望む展望所に到着する。コースは来た道をそのまま戻り、下浜の集落にある下の浜バス停で終点である。

 

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●香住浜海岸
 香住海岸は白砂青松の美しい砂浜と交流の場として再生されます。中でも七日市浜の小石は、約7千万年前の火山活動によってできた矢田川層群が長い間に浸食され、川の流れで運ばれてきた玄武岩系の岩石で、水晶や瑪瑙など宝石にもなる美しい小石もみられます。

  

 
●蓮痕
 下浜のはずれにある蓮痕化石は海岸沿いに露出した岩層で、約2千年前にあったとみられる古浜坂湖(淡水湖)の湖底にできた波の跡がそのまま化石になったものです。天然記念物にも指定されています。
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●帝釈寺(木造聖観音立像)
 帝釈寺に祀られる木造聖観音立像(国指定文化財)は、大宝2年(702年)、法相宗の開祖である道照上人が、この寺の本尊帝釈天の脇仏とし杉の木一本造りで刻まれました。

  

 
●三田浜園地(山陰海岸国立公園)
 美しく小さな入り江にある三田浜では、但馬松島の島々を望みながらキャンプや海水浴などを楽しめます。また近くには荒波が創り出した断崖と日本海を望む展望所もあります。
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●大乗寺(応挙寺)
 別名を応挙寺とも呼ばれており、修行中の応挙が住職に援助を受けた恩返しとして、円山応挙とそのが客殿の建築時に描いた襖絵などの重要文化財が 多数保存され、寺全体が円山派の美術館となっています。天平17年(745)に創建され、但馬地方では、城崎の「温泉寺」と並ぶ古刹でもあります。

 

 

●但馬松島
 三田浜周辺の海岸には、松島、弁天島、鉄砲島、兄弟赤島などの島々が点在し、その景観は松島のごとくすばらしくと呼ばれています。ここより東の今子浦までは、文部科学省指定の名勝香住海岸の景勝地となっています。

 

アクセス

     JR香住駅から 町民バス村岡行き 応挙寺口バス停下車

     JR香住駅から 町民バス御崎・あまるべ行き 下の浜バス停下車

問い合わせ先

     兵庫県自然環境課  (078)362-3318

     香美町観光商工課  (0796)36-3355 

交通機関問い合わせ先

     JR/JR西日本お客様センター (0570)00-2486、または (06)4960-8686

     バス/香美町民バス(受託事業者:全但バス湯村温泉営業所) (0796)92-0137

 

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