出石遠望 鰺山峠越えのみち

●コース概要

 出石バス停を出発し、右手に有子山を見ながら市街地を進んでいくと、市役所出石庁舎横にある出石城跡(城山公園)に着きます。ここは有子山の麓であり、城跡の石垣最上段からは城下町であった出石の街が一望できます。公園を過ぎ社寺の木陰のみちを進んでいくと伝統的な町家の景観を残した材木通りにでます。ここからは、旧京街道を歩いていきます。材木通りを抜けると谷山川を挟んで右側の山裾に経王寺が見え、そのすぐ横には加藤弘之の生家があり、少し進むと石部神社があります。さらに谷山川沿いの谷を進むとやがてコースは鰺山峠への登りになります。峠付近ではところどころ谷あいの街道に点在する集落が見えており、道が少し開けたところには有子山山頂へと続く城山遊歩道の登山口があります。この辺りからコースは徐々に下り坂となり、やがて寺坂の集落が見えはじめ、出石川沿いに進むと終点である下寺坂バス停に到着します。

●城山公園(出石城跡)

157段の石段を登り、37の朱の鳥居をくぐって稲荷神社から城下を眺めれば、まるで江戸時代を思わせるような町並みが望めます。本城は昭和43年、本丸跡に隅櫓が復元され、その後、登城門や登城橋も再建されました。

●此隅山と有子山

町の北部と中央部に位置するこれらの山の頂上部には、山名氏の居城跡があります。此隅山城は石垣などを用いない中世初期の山城の様相を残し、有子山城は石垣で築かれた主郭やくるわ跡が残されています。

●入佐山公園

「入佐」の地名は沢庵和尚が入佐僧と号した事などで、「城崎温泉」や「生野銀山」とならぶ但馬の名所となりました。また展望台のある山頂部は古墳群で家型埴輪や中国製の銅鏡なども出土しています。

●経王寺

真白なお城のようなこの寺は当時、旧京街道の守りの寺として配置されました。春には谷山川沿いに桜が舞い、初夏には平家物語の書き出しで有名な沙羅の花が咲き香ります。

●加藤弘之の生家

東京帝国大学の初代総理・総長加藤弘之の生家で敷地と建物は当時のままですが、屋根、外観等は改修されています。天保7年出石藩士の長男として生まれた加藤弘之は日本で最初の立憲政体を論じ、西洋思想の啓蒙に活躍しました。

●茶臼山古墳

茶臼山古墳は直径49mの円形で、3段築成になっています。また周辺には、幅約15mほどの周濠がめぐっており、円墳では但馬で最大です。墳丘上からは円筒埴輪の破片も採取されています。

アクセス

JR豊岡・江原駅から 全但バス 出石行き 出石バス停下車

JR豊岡・江原駅から 全但バス 出石経由奥藤行き 下寺坂バス停下車

 

問い合わせ先

兵庫県自然環境課    (078)362-3318
豊岡市大交流課     (0796)21-9016

交通機関問い合わせ先

バス/全但バス(出石出張所)  (0796)52-3011

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