両生・爬虫類調査結果
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●任意観察調査
 現地調査で確認した種は、両生類2目4科6種、爬虫類2目5科5種である。これら確認種の大部分は、兵庫県下の平地から低山地にかけて普遍的に広範囲に生息する種であり、両生類の大部分は、池沼などの止水域から緩やかな流れのある水域に依存する種で構成されている。
両生類・爬虫類確認種
目 名 科 名 種 名 本調査 補足
調査
オオサンショウウオ
調査
カスミ
サンショウウオ
調査

サンショウウオ サンショウウオ カスミサンショウウオ      
  イモリ イモリ    
カエル アマガエル アマガエル    
  アカガエル タゴガエル      
    トノサマガエル      
    ウシガエル      
2目 4科 6種 4種 3種 0種 1種

カメ カメ イシガメ    
トカゲ トカゲ トカゲ    
  カナヘビ カナヘビ    
  ヘビ ヤマカガシ      
  クサリヘビ マムシ      
2目 5科 5種 4種 4種 0種 0種
注)分類と配列は「日本野生生物目録 脊椎動物編」(環境庁編、1993)に準拠した。
○オオサンショウウオ調査
 現地調査においてオオサンショウウオは確認されていない。

○カスミサンショウウオ調査
 現地調査の結果、計画区域内でカスミサンショウウオの卵塊と幼生を確認した。卵塊は倒木に付着している状態で、幼生は水たまりの中に堆積した落葉の下部で数10個体確認した。