ライン

5-2 運行規制見直し検討の経緯と結果

 

兵庫県では、環境基準の達成を目標として、平成15年10月に「環境の保全と創造に関する条例」を一部改正し、特別対策地域(神戸市灘区、東灘区、尼崎市、西宮市南部、伊丹市、芦屋市)において、平成16年10月から大型ディーゼル自動車等の運行規制を実施しています。

運行規制のあり方については、条例改正時の附則に基づき、平成19年度から平成20年度にかけて兵庫県環境審議会に諮問し、平成20年8月に、「条例規制の存廃時期については、平成22年度を一つの区切りとして、環境の状況等を考慮したうえ、以降の規制についての方向性を再度検討し、決定するのが望ましい」等の旨の答申を得ました。

この答申に基づき、平成23年8月に兵庫県から兵庫県環境審議会に「ディーゼル自動車等運行規制のあり方」について諮問し、同審議会の大気環境部会に「ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会」が設置され、その小委員会に審議が附託されていましたが、平成25年3月、同審議会から答申を得ました。県では、この答申を踏まえ、条例規制については当面継続することとし、ディーゼル自動車等運行規制のあり方については、国の中間目標年度である平成27年度を一つの区切りとし、環境の状況、法に係る検討状況、その他条例規制地域内における大気環境保全対策の状況について調査を行い、再度検討を行うこととしています。

 

<審議経過>

年  月  日

会   議

審  議  内  容

平成23年 8月 5日

環境審議会

「ディーゼル自動車等運行規制のあり方について」諮問

平成23年 8月12日

環境審議会大気環境部会
(第1回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・ディーゼル自動車等運行規制条例再検討の趣旨について
・ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会の設置

平成23年 8月12日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第1回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・大気環境濃度現況再現モデルについて

平成23年 8月26日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第2回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・大気環境濃度現況再現モデルについて
・将来濃度予測について

平成23年12月27日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第3回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・前回小委員会までの意見を踏まえた修正点について
・今後の運行規制のあり方について

平成24年 2月17日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第4回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・小委員会中間とりまとめについて

平成24年 3月29日

環境審議会大気環境部会

(第2回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方についてについて審議

平成24年11月 5日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第5回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・ディーゼル自動車等運行規制のあり方について

平成25年 2月 5日

ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会
(第6回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・小委員会報告書について

平成25年 3月18日

環境審議会大気環境部会

(第3回)

ディーゼル自動車等運行規制のあり方について審議
・環境審議会答申について
「ディーゼル自動車等運行規制のあり方について」答申

 

 

<兵庫県環境審議会答申>


「ディーゼル自動車等運行規制のあり方について(答申)」

    別紙資料のとおり(PDF)


<兵庫県環境審議会大気環境部会ディーゼル自動車等運行規制あり方検討小委員会報告>


「ディーゼル自動車等運行規制のあり方について(報告書)」

    別紙資料のとおり(PDF)

トップ アイコン
トップ

ライン