選定・評価の対象 HRDB2003


 兵庫県下の貴重な自然として、野生動植物、植物群落、地形、地質、自然景観を対象に選定・評価を行った。対象とする野生動植物は、生物学的知見(分類、分布、生態など)が比較的蓄積されている分類群とした。今回の改訂では、旧兵庫県版レッドデータブックで選定対象とした分類群に、新たにクモ類、ウニ類、ナマコ類、甲殻類、星口類、ユムシ類、ゴカイ類、花虫類や蘚苔類が加わった。また、対象とする野生動植物の範囲は、原則として陸産、淡水産及び陸域と密接な関係を持つ海岸域の生物とし、純海産の野生生物は対象外とした。選定・評価の対象分野を以下に示す。


< 対 象 分 野 >
動物
脊椎動物 哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類
無脊椎動物 昆虫類、クモ類、貝類、その他無脊椎動物{ナメクジウオ類(原索動物門頭索動物亜門ナメクジウオ綱)、ウニ類(棘皮動物門ウニ綱)、ナマコ類(棘皮動物門ナマコ綱)、コケムシ類(触手動物門コケムシ綱)、甲殻類(節足動物門甲殻綱)、星口類(星口動物門)、ユムシ類(ユムシ動物門)、ゴカイ類(環形動物門ゴカイ綱)、ウズムシ類(扁形動物門ウズムシ鋼)、花虫類(刺胞動物門花虫綱)}
  *( )内は文部省「学術用語集 動物学編(増訂版)」、昭和63年3月の分類名を表す。以下これらの分野は〜類と記す。
植物 維管束植物 (シダ植物、種子植物)
蘚苔類
淡水産藻類 (藻類のうち淡水産の藍藻綱、紅藻綱、褐藻綱、緑藻綱、車軸藻綱)
植物群落
地形・地質・自然景観


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兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課