アスベスト対策について

アスベスト対策(環境部局)について

 

 過去アスベスト問題は、主にアスベスト製品製造工場等での労働環境問題としてとらえられ、高濃度曝露による石綿肺、肺がん、悪性中皮腫などの健康被害を防止する目的で労働安全衛生の面から種々の対策が講じられていました。

 しかし、平成18年8月には、県下にアスベスト製品製造工場が無くなったこともあり、今後の環境部局におけるアスベスト対策としては、平成22年から平成32年にピークを迎えるといわれているアスベスト含有建材使用建築物の解体・改修時におけるアスベストの一般環境大気中への飛散防止対策が喫緊の課題となっています。

 このため、県では、アスベストの環境モニタリングを実施するほか、アスベスト含有建材使用建築物の解体・改修時の規制を行っています。

大気汚染防止法の改正について(平成26年6月1日)

 

 平成25年6月21日、大気汚染防止法の一部を改正する法律(法律第58号)(以下「法」という。)が公布され、平成26年6月1日から施行されました。

 

 なお、この改正により、すべての解体等工事(解体、改造、補修する作業を伴う建設工事。ただし、平成18年9月1日以降の新築建築物等を除く)の受注者は、アスベスト含有の有無の事前調査等を行う必要がありますのでご注意ください!

 

 改正の主な内容は下記のとおりです。(詳細は大気汚染防止法改正パンフレットをご確認ください)

 

※上記、法が対象とする解体等工事に該当せず、環境の保全と創造に関する条例のみで対象となる解体等工事については、従来通り条例の届出手続きを行って下さい。

 

(主な改正内容)

 

1.特定工事の実施の届出義務者を受注者から発注者及び自主施工者に変更されました。

 

2.解体等工事の受注者に対し事前調査並びに事前調査結果の説明及び掲示が義務付けられました。

事前調査結果の掲示例(PDF:4KB) pdf_icon_16px.png

事前調査結果の掲示例(記入例:石綿未使用の場合)(PDF:5KB)pdf_icon_16px.png

 

3.都道府県知事等による立入検査等の対象が拡大されました。

大気汚染防止法改正パンフレット(PDF:254KB)pdf_icon_16px.png

大気汚染防止法改正に伴う経過措置について(PDF:47KB)pdf_icon_16px.png

新届出様式3の4について(平成26年6月1日以降提出分)(ワード:45KB) word_icon_16px.png

 

その他参考資料

大気汚染防止法の一部を改正する法律(新旧対照表)(PDF:103KB)pdf_icon_16px.png

大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令(新旧対照表)(PDF:12KB)pdf_icon_16px.png

大気汚染防止法施行規則の一部を改正する省令(新旧対照表)(PDF:357KB)pdf_icon_16px.png

パンフレット(環境省)(PDF:439KB)pdf_icon_16px.png

規制の概要

 

 アスベストを含む建築材料を使用した建築物や工作物の解体・改修の作業にあたっては、「大気汚染防止法」(以下、「法」)及び兵庫県の「環境の保全と創造に関する条例」(以下、「条例」)により、アスベストの飛散防止措置をとることが義務付けられています。

 

アスベスト含有建築物解体等の規制(大気関係)

 

 すべての解体等工事(解体、改造、補修する作業を伴う建設工事。ただし、平成18年9月1日以降の新築建築物等を除く)の受注者は、アスベスト含有の有無の事前調査、発注者への説明、事前調査結果の掲示が必要です。

 

1.飛散性アスベスト

 ◇吹付けアスベスト

 ◇アスベスト含有保温材

 ◇アスベスト含有耐火被覆材

 ◇アスベスト含有断熱材など

2.非飛散性アスベスト

 ◇アスベスト含有成形板

など

3.その他

アスベスト使用

なし

規模要件なし

床面積
80m2未満

床面積80m2~1,000m2

床面積1,000m2

以上

建築物・工作物の解体・改修工事

建築物の解体工事

 

大気汚染防止法

(及び環境の保全と創造に関する条例)


 (必要な届出)

『特定粉じん排出作業等実施届』

 ※『特定工作物解体等工事実施届』

石綿に直接接触することがないなど、石綿粉じんが飛散するが無い場合は、大気汚染防止法でなく条例に基づく届出を提出する必要がある。)

 (届出者) 発注者(条例は施工者)

(対象外)

 

環境の保全と創造に関する条例


 (必要な届出)

『特定工作物解体等工事実施届』

 (届出者) 施工者

 

【届出のフロー図】はこちら(PDF:105KB(PDF:112KB) pdf_icon_16px.png

 

1.飛散性アスベストに関する規制

 

 法及び条例に基づき、吹付けアスベストなど飛散性アスベストが使用されている建築物等の解体、改造、補修作業を行う際には、以下のとおり、事前に都道府県等に届出を行い、石綿飛散防止対策(作業基準の遵守)が義務づけられています。

 

[対象となる作業]

 

 特定建築材料(吹付け石綿、石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材(石綿が質量の0.1%を超えて含まれているもの)が使用されている建築物その他の工作物を

 

(1)解体する作業

 

(2)改造し、又は補修する作業

 

[規制内容]

 

(1)特定粉じん排出等作業実施届 → 様式はこちら(外部サイトへリンク)

 

 14日前までに必要な事項を届出

 

(2)作業基準の遵守 → 詳細はこちら(PDF:10KB) pdf_icon_16px.png

 

・標識の設置(下地の色:黄色)

 

→ 標識の例(事前調査結果とは別に掲示する場合)(PDF:4KB) pdf_icon_16px.png

 

→ 標識の例(事前調査結果の掲示と併用する場合)(PDF:8KB) pdf_icon_16px.png

 

→ 標識の例(事前調査結果の掲示と併用する場合の記入例)(PDF:20KB) pdf_icon_16px.png

 

・作業場の隔離と前室の設置

・HEPAフィルター付集じん・排気装置の使用

・薬液等による湿潤化 等

 

 ※作業内容によっては(石綿に直接接触しない工法など)、条例の届出が必要になりますので提出先にご確認ください。

 

[作業基準の遵守徹底のための事業者対応(石綿濃度測定等)について]

 

 県では、事業者自らが工事中の石綿濃度を測定し、石綿漏洩の有無を確認するよう指導しています。また、測定結果は、作業終了後7日以内に完了報告書を県民局環境課へ提出してください。

事業者の対応について(PDF:92KB) pdf_icon_16px.png

完了報告書(様式)(ワード:62KB) word_icon_16px.png

 

 

2.非飛散性アスベストに関する規制

 

 兵庫県では、平成8年から、条例により飛散性アスベストが使用される建築物の解体・改修時の規制を行っていますが、石綿スレートや石綿含有ビニール床タイルなど非飛散性アスベスト含有建材を使用した建築物であっても、適切な解体が行われない場合、大気中へのアスベストの飛散が懸念されることから、平成17年11月1日から、解体しようとする部分の床面積の合計が80平方メール以上の建築物について、届出義務や手ばらしを行うなど飛散防止の基準を設けるなど規制の強化を行っています。

 

 主な内容は以下のとおりです。

 

[対象となる作業]

 

 アスベスト含有材料が使用され、かつ解体する部分の床面積の合計が80平方メートル以上である建築物の解体の工事

 

[規制内容]

 

(1)特定工作物解体等工事実施届 → 様式はこちら(外部サイトへリンク)

 

 7日前までに必要な事項を届出

 

(2)飛散防止基準(非飛散性アスベストに係るもの)の遵守 → 詳細はこちら(PDF:71KB) pdf_icon_16px.png

・ 施工計画の作成

・標識の設置(下地:白色)

 

標識の例(事前調査結果とは別に掲示する場合)

 

標識の例(事前調査結果の掲示と併用する場合)(PDF:5KB) pdf_icon_16px.png

 

標識の例(事前調査結果の掲示と併用する場合の記入例)(PDF:16KB) pdf_icon_16px.png

・切断又は破砕を行わず原形のまま撤去

・車両への積み込み時の飛散防止措置の実施 等

 

 

3.その他(アスベスト使用なし)

 

 兵庫県では、アスベストの使用のない建築物の解体であっても、解体する部分の床面積の合計が1000平方メートル以上である建築物の解体工事については、条例で届出を義務づけています。

 

 特定工作物解体等工事実施届 → 様式はこちら(外部サイトへリンク)

 

 7日前までに必要な事項を届出

 

 

4.届出の窓口

 

大気汚染防止法に関する届出(「特定粉じん排出等作業実施届」)

 

◇ 神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市、明石市、加古川市* → 各市環境保全担当課

 

 (*は工場内の工事は除く)

 

◇ 上記以外 → 所管の県民局環境課

 

□環境の保全と創造に関する条例に関する届出(「特定工作物解体等工事実施届」)

 

(1)床面積1,000m2以上

 

 市町環境保全担当課

 

* 届出書は、神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、加古川市を除き、市町から県民局環境課へ送付されます。

 

(2)床面積80m2以上1,000m2未満

 

◇ 神戸市・姫路市・尼崎市・明石市・西宮市 → 各市環境保全担当課

 

◇ 加古川市 → 市建築指導課

 

◇ 芦屋市・伊丹市・宝塚市・高砂市・川西市・三田市 → 各市建築指導担当課

 

 *届出書は県民局環境課へ送付されます。

 

◇ 上記以外の市町 → 当該市町を所管する県民局(又は県民センター)建築指導担当課

 

 *届出書は県民局環境課へ送付されます。

 

(参考)

 

最近のアスベストに関する大気汚染防止法等の改正については(外部サイトへリンク)

 

 (環境省ホームページ「大気環境中へのアスベスト飛散防止対策について」(外部サイトへリンク)

 

標識の例(様式)

 

環境の保全と創造に関する条例(抜粋)

 

飛散性アスベスト・非飛散性アスベスト(写真)

 

アスベスト問題に係る政府の対策について(環境省ホームページ)(外部サイトへリンク)

 

 (大気汚染防止法、廃棄物処理法に関する規制など(外部サイトへリンク)

 

石綿含有建材中の石綿含有率等の分析機関一覧(外部サイトへリンク)

 

 (社団法人 日本作業環境測定協会ホームページ)(外部サイトへリンク)

 

アスベストの試料採取及び分析が可能な会員一覧(外部サイトへリンク)

 

 (社団法人 日本環境測定分析協会ホームページ)(外部サイトへリンク)

環境モニタリングの実施

 

  兵庫県では、一般大気環境・道路沿道等におけるアスベスト濃度の環境モニタリングを実施しています。近年の調査結果をみると、各地域とも低濃度で推移しており、特に高い値はみられていません。また、経年的には低下傾向がみられます。

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