記 者 発 表( 資 料 配 布 ) | ||||
月/日 (曜) |
担 当 課 ( 室 ) 係 名 |
TEL |
発表者名 (担当係長名) |
その他の配布先 |
10/16 (月) |
県民生活部環境局環境政策課 環境影響評価室 | 内線 3331 |
長谷川 明 (勝野聡一郎) |
阪神県民局 |
(仮称)猪渕ゴルフ場建設計画に係る環境影響評価準備書に対する知事意見について
標記事業の環境影響評価準備書について、環境影響評価に関する条例に基づいて知事の審査意見(第2次審査意見)を別添のとおり作成し、平成12年10月16日、事業者である株式会社大林組に送付しました。
当事業は、自然環境に少なからず影響を及ぼすものと考えられるため、事業実施に当たっては、準備書記載の環境保全対策を確実に実施するほか、水質汚濁、動植物、生態系及び事後監視について、特に留意することを求めている。
知事意見の主要な点は、次のとおり。
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貴重植物の移植については、安易に行うのではなく、またやむを得ず移植する場合でも貴重種の移植の基本方針、対象種、移植時期、事後管理方法等を示す「移植計画」を示し、評価書に記述するようにしたこと。
A 生態系についても、良好な都市近郊緑地として管理していくために、残置森林や造成森林の管理方法や育成方法を検討し、その結果を評価書に記述するようにした。
B クモラン、カヤラン(兵庫県レッドデータブックのB,Cランク植物)の保全対策、地域の文化的シンボルである台場クヌギの積極的活用、工事中の濁水対策等を求めていること。
C 事業着手後は、慎重な事後監視を行うとともに、事後監視や環境保全対策が現場責任者の管理のもとで確実に行われるような体制を取ること等を求めていること。
これを受けて事業者は環境影響評価書を作成することとなります。
環境影響評価の手続きの流れ、(仮称)猪渕ゴルフ場建設計画に係る環境影響評価準備書の概要、知事意見書などは、ホームページ『ひょうごの環境影響評価(http://eia.pref.hyogo.jp/)』で見ることができます。
(事業概要) | ||
(1) | 事業の名称 | (仮称)猪渕ゴルフ場建設計画 |
(2) | 事業者 | 株式会社 大林組 |
(3) | 事業予定地 | 川辺郡猪名川町猪渕 |
(4) | 事業の規模 | 計画区域147.94ha(形質変更区域62.53ha) |
(審査経過) | ||
(1) | 平成7年6月15日 | ゴルフ場の開発に係る環境影響評価の手続きに関する要綱に基づく自然環境調査の結果に対し知事意見送付 |
(2) | 平成12年5月31日 | 環境影響評価準備書の提出 |
(3) | 平成12年6月28日 | 環境影響評価審査会へ諮問 |
(4) | 平成12年6月16日〜7月17日 | 縦覧 |
(5) | 平成12年7月 9日 | 事業者による説明会実施(猪名川町) |
(6) | 平成12年9月 8日 | 公聴会開催 |
(7) | 平成12年9月21日 | 第2次見解書の提出 |
(8) | 平成12年9月22日 | 環境影響評価審査会答申 |
(9) | 平成12年10月16日 | 第2次審査意見書送付 |