本計画の取組項目及び目標は次のとおりとします。
「温室効果ガス排出量を平成32(2020)年度までに平成2(1990)年度比で25%以上削減する」という中期目標の達成を目指し、より一層率先した取組を推進します。 削減方策としては、事務の実施に当たっての省エネルギーの徹底、並びに、県有建物における省エネ化改修の実施とともに、既存設備・機器の省エネチューニング(省エネルギーを観点とした最適な運転方法への見直し)に取り組みます。
循環型社会を目指して全県的に取り組んでいる3Rの取組(注2)を率先して推進します。
事業を実施する際に消費する資源の削減に努めます。特に、コピー用紙の使用量については、目標値を設定して削減に取り組みます。
(1)コピー用紙使用量の削減 事務の実施に当たっての両面コピー、縮小コピー(1枚に複数頁コピーできる機能)の徹底、インターネット情報等の紙出力最少化等に取り組みます。
(2)水使用量の削減 事務の実施に当たっての節水行動を推進するとともに、漏水対策を徹底します。
物品等の調達に際して、環境への負荷の小さい物品等を調達するグリーン調達に取り組みます。
(1)公用車への低公害車等の導入 「兵庫県公用車に係る低公害車等導入指針」に基づき、公用車(特殊用途を除く)を更新又は新規導入する場合は、原則として、電気自動車、ハイブリッド車等の低公害車(注3)を導入します。ただし、低公害車の導入が困難な場合は、低排出ガス(注4)かつ低燃費車(注5)を導入します。
(2)環境配慮型製品の購入促進等 「環境配慮型製品調達方針(グリーン調達方針)」に基づき、率先して環境に配慮した物品調達を推進します。特に、紙類及び文具類(品目は別に定める)を購入するに当たっては、原則として環境配慮型製品とします。 県有施設の電力の調達に当たっては、「兵庫県電力の調達に係る環境配慮方針」に基づき、環境に配慮した電力の調達に取り組みます。また、その他の財やサービスの契約を締結するに当たっても、環境に配慮した契約に努めます。
(注1)本計画で削減対象とする温室効果ガス: 二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、 ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六ふっ化硫黄(SF6) (注2)3Rの取組:循環型社会実現のための「廃棄物の発生抑制(Reduce:リデュース)」「再使用(Reuse:リユース)」「(再使用できないものの)再資源化(Recycle:リサイクル) (注3)低公害車:@電気自動車、Aハイブリッド車、B天然ガス自動車、C低燃費かつ超低排出ガス車 (注4)低排出ガス車:国土交通省が認定する低排出ガス車 (注5)「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づく燃費目標基準値を達成している車 |