平成20年11月1日

• 　県下における平成１９年度の窒素酸化物による大気汚染状況は、依然として改善を
• 要する状況となっています。
  　　県としても、窒素酸化物の低減対策を総合的に推進しているところですが、例年、
• 冬季の窒素酸化物濃度が上昇することから、季節的に対応できる対策について、関
• 係各位に積極的な御協力をお願いしております。
  　　貴工場におかれましても窒素酸化物排出量の低減のための下記のような対策に
• ついて、通年的に実施していただいているところですが、本年１１月から平成２１年１
• 月までの３カ月間については、冬季における窒素酸化物対策が重要であることを御理
• 解いただき、これらの対策の実施についてより一層推進していただきますようお願い
• します。

• １　 低ＮＯＸ燃焼機器の優先使用
• • 　　ボイラー等を２缶以上併設している場合は、低ＮＯＸ燃焼機器を優先的に使用する。

• ２　 ボイラー等燃焼機器の適正管理の徹底
• • 　ボイラー等ばい煙発生施設について、燃料使用量、空気比、燃焼温度等を再度
  • 点検のうえ、最適運転条件にあった適切な燃焼管理を徹底してください。

• ３ 　良質な燃料の使用
• • 　　ボイラー等ばい煙発生施設の燃料については、できるだけ良質の燃料を使用する。
    　　（例：通常時Ｃ重油使用→Ａ重油、灯油、天然ガス）

• ４ 　貨物自動車等業務用自動車の効率的な使用等
• • 　　貴工場に出入りする貨物自動車等業務用の自動車については、窒素酸化物排
  • 出量の少ない自動車を使用するとともに、輸送効率の向上等により走行量の抑制に
  • 努める。

• ５ 　環境に配慮した自動車運転（エコドライブ）の実践
• • 　　駐停車時は、エンジンを停止し、不必要なアイドリングをしない、急発進・急加速を
  • しない、迷惑駐車を行わないなどエコドライブを心がける。

• ６ 　通勤用の自家用自動車等の使用自粛
• • 　　通勤用・業務用の自家用自動車の使用については、できるだけ自粛するとともに、
  • 公共の交通機関を利用するよう努める。

• ７ 　適切な暖房温度の設定
• • 暖房温度を適正に設定することにより、燃料（電力）使用量の低減に努める。

• 　　なお、要綱については、以下のＰＤＦファイルをご参照ください。
• • 平成２０年度「窒素酸化物低減のための季節対策」実施要綱（ＰＤＦ：7ＫＢ）