1 背景・経緯 |
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環境技術実証モデル事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することを目的として、環境省が実施する事業です。
南芦屋浜(人工海岸)を対象とした平成19年度環境技術実証モデル事業(閉鎖性海域における水環境改善技術分野)においては、実証機関である兵庫県が4月5日(木)から4月20日(金)まで関係企業等に対し実証対象技術の募集を行ったところ、4件の申請がありました。
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2 実証対象技術の選定 |
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申請のあった4件について、瀬戸内海再生技術検討委員会(委員長:松田治広島大学名誉教授)において、技術の先進性や実証可能性、環境保全効果などの観点から検討を行い、この結果を踏まええて兵庫県では、下記の技術を実証対象技術として選定し、環境省によりこのたび承認されました。
環境技術開発者:株式会社 キューヤマ【北九州市門司区港町7−8】
事業の目的:南芦屋浜(人工海岸)における貧酸素水域の改善
方 法:海底耕耘機によるマイクロバブルエアレーション
実施期間:平成19年7月〜20年3月(予定)
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3 今後の予定 |
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今後、詳細な実証試験計画を策定した後、実証試験を実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表する予定です。 |