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記者発表
第4回あおぞら大賞の受賞者の決定

記者発表資料

1.
発表項目名
第4回あおぞら大賞の受賞者の決定
2.
発表(配布)日
平成 15年 06月04日(水)
3.
担 当
部局名 健康生活部 課 名 環境局:大気課
係 名  管理係
外郭団体名等  
直通電話 078-362-3283 庁内内線  3364
4.
同時発表(配布)先
阪神北県民局、東播磨県民局、中播磨県民局、但馬県民局
5.
訂正・追加資料の有無
6.
内 容
 このたび、第4回あおぞら大賞(兵庫県大気環境保全連絡協議会会長表彰)
の受賞者を決定しましたのでお知らせします。
 地球環境を含む大気環境の保全を図るため、県民、事業者、行政によって
組織された団体である「兵庫県大気環境保全連絡協議会」(会長:井戸敏三
兵庫県知事)では、大気環境保全の推進に関して、その功績が顕著であり、
県民の模範となる団体又は個人を表彰する「あおぞら大賞」を平成12年度
に創設し年1回表彰を実施しています。
 なお、表彰式は当協議会の定期総会の場で行います。

 1 受賞者(五十音順)
  (1)川西自然教室
  (2)関西電力兜P路第一発電所
  (3)子午線ケナフの会
  (4)特定非営利活動法人ひょうごエコ市民ネットワーク
  (5)姫路市立青山小学校
 2 表彰式
  (1)日 時  平成15年6月13日(金)午後1時半〜
  (2)場 所  神戸市産業振興センター3Fホール
         (神戸市中央区東川崎町)

[受賞者の概要〕
 1 川西自然教室(事務局:川西市東多田、代表者:畚野 剛、
          設立:平成5年)
   平成5年から川西市とその周辺を中心に、身近な自然の保護・再生・
  創造を目的に活動している。
   川西市内約40カ所で毎月二酸化窒素濃度を測定し、そのデータをもと
  に大気汚染防止の啓発活動を行うほか、生物観察会の開催や自然情報誌
  の刊行を通して自然保護を呼びかけるなど、地域の環境保全活動に熱心に
  取り組んでいる。

 2 関西電力兜P路第一発電所(所在地:姫路市飾磨区中島、
                所長:那須 修二)
   世界最高水準の発電効率を誇るコンバインドサイクル発電設備を設置
  し、最大限に利用することで二酸化炭素の削減に大きく貢献している事
  業場。燃料はLNG(液化天然ガス)を100%使用し、硫黄酸化物、ばい
  じんを全く排出しておらず、大気汚染物質の低減にも寄与している。
   このような先進的な設備、取り組みにより年間約5,000人の見学者を受
  け入れ、普及啓発にも力を注いでいる。

 3 子午線ケナフの会(事務局:明石市西明石南町、会長:小川 陽三、
            設立:平成11年)
   「ケナフを友に環境と健康を考える」をスローガンに、二酸化炭素の削
  減に有効とされるアフリカ原産の一年草「ケナフ」による環境保全活動を
  平成11年から展開している。
   小学校での総合学習の支援、知的障害者作業所への作業支援、ケナフの
  植草・収穫、ケナフシンポジウムの開催、各種イベントでの紙漉体験教室
  などを行う。

 4 特定非営利活動法人ひょうごエコ市民ネットワーク
  (所在地:朝来郡和田山町東谷、理事長  太田 則之、設立:平成13年)
   近年の地球環境問題に対処するため、再生可能なエネルギーの普及・促
  進、緑化活動、環境教育、省エネルギー活動等、環境保全活動に取り組ん
  でいる。
   これまでに、地球温暖化防止および環境教育の推進を図るため保育所に
  太陽光発電設備を設置したほか、「アイドリング・ストップ」ステッカー
  の作成・配布、環境に関する各種シンポジウムの開催など、普及啓発活動
  を幅広く展開している。

 5 姫路市立青山小学校(所在地:姫路市青山北、校長:河野 義郎)
   「地域の環境」に目を向けようと、3年生以上の生徒全員が環境日記を
  つけている。
   これがきっかけとなり、地域の環境について調べたこと、触れたことに
  関する発表会をはじめ、保護者や地域の人とのポスターセッションや環境
  フォーラムの開催など多彩な活動を展開している。
   また、省エネルギー活動(リサイクル・節電・節水等)や環境保護活動
  (ごみ回収・栽培)なども実施している。

7.
参考
1 兵庫県大気環境保全連絡協議会の概要
   大気環境の保全を図るため、県民、事業者、行政が一体となり実践活動
  をしている団体
   (平成4年6月2日設立)
  (1) 組 織
   @ 役 員:会長は井戸敏三兵庫県知事、副会長は北野兵庫県トラック
         協会会長以下3名、その他理事26名、監事3名
   A 会 員:598名(15年5月末現在)、県内10地区に支部を置く
  (2) 主な活動内容
   @ 普及啓発:アイドリングストップ推進県民運動など
   A 情報交換:講演会の開催など
B 支 援 :各種の環境事業活動への支援
   C その他 :機関誌「あおぞら」の発行(年2回)、ひょうごエコ
          フェスティバルへの参加など
  (3) 定期総会の概要
   @ 日 時:平成15年6月13日(金)13:30〜16:00
   A 場 所:神戸市産業振興センター3Fホール
         (神戸市中央区東川崎町)
   B 次 第
    ・第4回あおぞら大賞表彰
    ・議事(事業報告、決算、事業計画、予算など)
    ・記念講演(14:40〜16:00)
     「地球文明の寿命〜ストック型文明からフロー型文明へ〜」
        講師:東京大学大学院新領域創成科学研究科
             教授 松井 孝典
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