| 「改訂・兵庫の貴重な自然－兵庫県版レッドデ－タブック2003－」の作成について |
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「改訂・兵庫の貴重な自然－兵庫県版レッドデータブック2003－」の作成について | |
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平成 15年 05月02日（金） | |
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部局名 健康生活部 課 名 環境局:自然環境保全課 係 名 野生生物係 外郭団体名等 直通電話 078-362-9084 庁内内線 3341 |
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無 | |
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「改訂・兵庫の貴重な自然－兵庫県版レッドデータブック2003－」の作成 について １．概 要 兵庫県では、平成７年に県下の貴重な野生生物、地形、地質等を取りまと めた「兵庫の貴重な自然－兵庫県版レッドデータブック－」を作成しま したが、 その後の生息状況や生息環境の変化等に対応するため、平成１０年度より改 訂作業に着手し、その結果をまとめた「改訂・兵庫の貴重な自然－兵庫県版 レッドデータブック2003－」を作成しました。 なお、都道府県版レッドデータブックの全面改訂を行ったのは兵庫県が全国 初めてとなります。 ２．選定・評価の体制 種などの選定・評価にあたっては、各分野の専門家による「貴重な野生生物 等選定委員会」等を設置し、検討を行いました。 ３．対象分野 (1) 動物（哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、クモ類、貝類、 甲殻類など干潟に生息する生物） (2) 植物（種子植物、シダ植物、蘚苔類、淡水産藻類、植物群落） (3) 地形・地質・自然景観 （注） は今回新規に選定された分野 ４．今回の改訂の特徴 (1) 動植物 今回の改訂により選定された種は、１，３７５種（前回比 ３６８種増）となり ました。増加の主な理由は、今回新たに、クモ類、蘚苔類、そして甲殻類を はじめとする干潟にすむ生物が選定されたためです。 (2) 植物群落、地形、地質、自然景観 今回の改訂により、８６８か所（前回比 ２０９か所増）となりました。増加の 主な理由は、植物群落において、前回あまり情報が得られていなかった湿地 や海浜、草原などの植物群落を選定したためです。 ５．評価ランク 貴重として選定したものについて、貴重性の高いものからＡ、Ｂ、Ｃのランクづ けを行いました。 ６．施策への反映 開発事業等に対する環境アセスメントの指導に活用していくとともに、貴重な 野生生物等具体的な保全対策の検討を進めていきます。 ７．レッドデータブックについて ○ レッドデータブックは、絶滅のおそれのある野生生物などをリストアップして、 その現状をまとめた報告書です。最初のレッドデ－タブックは、ＩＵＣＮ（国際自 然保護連合）が、1966年に出版しました。当時は、哺乳類と鳥類について世界 的な規模で絶滅のおそれのある種をリストアップしました。以後改訂が続けら れています。 ○ 環境省では平成３年（1991年）（当時環境庁）「日本の絶滅のおそれのある 野生生物」（動物版）を作成しました。その後、平成７年（1995年）より動物版の 改訂、植物版の作成作業が進められ、現在、レッドリストについては、全分野 について公表され、レッドデ－タブックについては、「爬虫類・両生類」「植物」 「哺乳類」「鳥類」が発行されています。 （注） レッドリスト：絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト。レッドリストに 掲載された種について、生息状況をとりまとめ編纂したものが レッドデータブック ○ 都道府県版のレッドデータブックについては、現在３９都道府県で作成済。 ６県で作成中です。
８．レッドデータブックの入手方法 （財）ひょうご環境創造協会で販売 １部3,000円（消費税込み、送料別380円） 〒６５４－００３７ 神戸市須磨区行平町３－１－３１ （℡０７８－７３５－２７３８） ９．参考 （１） 評価ランク （２） 選定・評価結果の概要 （３） 選定評価結果一覧表（増減比較） （４） 選定された動植物の例 （５） 選定された植物群落・地形・地質・自然景観の例 （６） 改訂により新たに選定されたもの（主なもの） （７） 委員名簿（選定委員） （８） 委員名簿（専門委員） （９） 環境省や他都道府県におけるレッドデータブック作成状況 （10） 他都道府県におけるレッドデータブック作成状況 |
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