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記者発表
平成14年度版環境白書の発行について

記者発表資料

1.
発表項目名
平成14年度版環境白書の発行について
2.
発表(配布)日
平成 15年 03月 10日(月)
3.
担 当
部局名 県民生活部 課 名 環境局:環境情報センター
係 名  環境情報係
外郭団体名等  
直通電話 078-362-3276 庁内内線 3334
4.
同時発表(配布)先
5.
訂正・追加資料の有無
6.
内 容
 平成14年度版環境白書の発行について

1 趣旨
 「環境の保全と創造に関する条例」の第7条第3項及び第25条に基づき、本県
の環境の状況及び施策の実施状況等を環境白書としてとりまとめた。

2 環境白書の概要
(1)今年度白書の構成とねらい
 平成14年度版環境白書は、平成13年度までの環境白書の構成を抜本的に見
直し、第1部「兵庫県の環境の動向と政策の方向性」、第2部「共生と循環の環
境適合型社会の形成」、資料編の3部構成とした。
 第1部「兵庫県の環境の動向と政策の方向性」では、大気環境問題、水環境
問題等5つの課題に関し、これまでの歴史的経緯を踏まえながら、現在直面す
る課題を概観し、今後の取り組むべき環境政策の方向性をとりまとめた。
 第2部「共生と循環の環境適合型社会の形成」では、大気、水質、廃棄物な
どの環境への負荷の状況、また自然環境、地球環境問題など個別課題につい
て平成13年度の環境の状況をとりまとめ、これを検証しつつ施策の内容、
平成14年度に向けた取り組みをそれぞれ詳細に記述した。
 併せて、環境の保全と創造に関する施策をテーマに新兵庫県基本計画など
の計画づくりを、また担い手の育成とパートナーシップの形成をテーマに環境学
習、関係団体、事業者の取り組みをとりまとめている。
 構成の見直しとともに本白書では、読みやすい、わかりやすい、活用しやす
いをテーマに、従来の白書と比較して、グラフ、表、写真を多用するとともにコ
ラム欄を設け、読者の疑問に出来るだけ応えられるよう工夫し、用語解説も当
該ページに掲載するようにした。
 兵庫県環境局ホームページ(http://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/)にすべての情報を
掲載することし、県民及び兵庫県の環境に関心のあるすべての方々に情報提
供を行うこととした。
 
 (2)環境白書の全体構成
第1部 兵庫県の環境の動向と政策の方向性

  環境問題の歴史的な流れと兵庫県の取り組みを大気、水質、廃棄物、
 自然環境、地球環境及び総合的な観点から検証し、これからの兵庫県
 の環境政策の進むべき方向性を示す。

 第1章 兵庫県の環境問題と対策
 第2章 環境政策の方向性
第2部 共生と循環の環境適合型社会の形成
 第1章 環境への負荷の低減

  平成13年度の各分野ごとの環境の状況を示し、大気環境、水環境、
 地盤環境等への負荷を低減し、循環型社会の構築に向けての施策を
 示す。

  第1節 大気環境(一般環境大気)
  第2節 自動車公害
  第3節 航空機公害
  第4節 新幹線公害
  第5節 水・土壌環境の保全
  第6節 廃棄物
  第7節 化学物質対策の推進

 第2章 自然環境

  すぐれた自然の生態系、絶滅のおそれのある野生生物等の貴重性の
 高い自然の保全を図る。

  第1節 自然環境の保全
  第2節 すぐれた自然の風景地の保護
  第3節 自然保護活動の推進

 第3章 美しい環境の創造

  安らぎとゆとりのある空間を確保し、豊かで多様な緑の創出を図る
 とともに、自然や周囲と調和した良好な景観の形成を図るほか、地域
 の自然、歴史、文化等の特性を踏まえた特色ある地域環境を創造する。

  第1節 さわやかみどり空間の創出
  第2節 自然とふれあいの場の整備

 第4章 地域からの地球環境保全

  地球規模で進んでいる環境問題について、県民・事業者・行政の取
 組と積極的な施策を示す。


  第1節 地球温暖化対策
  第2節 オゾン層の保護
  第3節 酸性雨対策

 第5章 環境の保全と創造に関する施策の展開

  「環境適合型社会」の形成を目指す本県の環境政策の基本となる
 「環境の保全と創造に関する条例」に基づき策定された「兵庫県環
 境基本計画」の改定、兵庫地域公害防止計画の推進、環境影響評価
 制度の的確な運用を図る。


  第1節 環境の保全と創造に関する条例の施行
  第2節 新兵庫県環境基本計画
  第3節 兵庫地域公害防止計画の推進
  第4節 環境影響評価の推進
  第5節 公害紛争の処理

第6章 担い手の育成とパートナーシップの形成

  県民・事業者・行政の参画のもとに、各主体の環境に配慮した自
 発的な行動や多様なパートナーシップに基づいた取り組みを促進す
 るための施策を、積極的に推進する。


  第1節 環境学習・教育の推進
  第2節 環境情報の収集・提供
  第3節 協力・連携による取組の推進
  第4節 事業者の自主的な取組の推進
  第5節 県の率先的な取組の推進
  第6節 地球環境保全資金融資制度
  第7節 国際協力の推進
  第8節 環境共生のための産業構造改革プロジェクト

 第7章 調査・研究
  第1節 県立健康環境科学研究センター
  第2節 県立工業技術センター
  第3節 県立農林水産技術総合センター
  第4節 県立人と自然の博物館

資料編

3 入手方法及び問い合わせ先
 (財)ひょうご環境創造協会で販売
 販売単価:3,300円(税込み、送料別)
 〒654-0037 神戸市須磨区行平町3-1-31
   TEL 078-735-2738
 
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